あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  The 21th The Whisky Advocate Awards : Japanese Whisky of the Year (第21回 ウイスキー・アドヴォケート・アワード : ジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤー)

barvirgo2014-12-11

ウイスキー関連の雑誌(サイト)にウイスキー・アドヴォケートというのがあります。
そのサイトでは毎年アワードを発表していて、今回が21回目となります。
そして幾つかカテゴリーがあり、現在毎日1カテゴリーずつ受賞ウイスキーを発表しています。
それで各カテゴリー全ての結果も紹介しようとは思っているのですが、とりあえず先日発表になったジャパニーズウイスキーの結果を先に紹介します。

今回ジャパニーズウイスキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは・・・「イチローモルト ザ・ジョーカー(カラー)」です。
イチローモルト」のカードシリーズ最後の切り札は、アメリカの方(ウイスキー・アドヴォケートはアメリカ系)にも高い評価を頂いたようです。
日本にはサントリー、ニッカ以外にも素晴らしいウイスキーの造り手が居るというのを世界に知ってもらう上でも、この受賞は嬉しいニュースですよね。
そして日本でもこの受賞を多くの方に知って貰いたいです。
また「イチローモルト ザ・ジョカー(モノクローム)」をご存知の方は、モノクロームじゃなくカラーなんだと思われるかもしれませんが、それはモノクロームが少なすぎてアメリカでは飲まれるどころか見たという方も居ない幻のウイスキーだからのようです。
といわれると、確かにモノクロームを選んだら、そんな珍しいウイスキーを専門誌の人間だからってお前達ばっかり飲みやがって、と思われかねませんものね。
やはりこうした賞を受賞したウイスキーは、たとえ入手が難しくても何処かで飲める可能性のあるものの方が、サイトをご覧になられる方も強く興味を持つでしょうしね。
という事で、まだ少しは流通量の多いカラーが選ばれたのかもしれません。
が、もしかしたら単純にモノクロームよりカラーの方が美味しいと判断したのかもしれませんけどね。
なんてことを思いつつ、アメリカでも評価を高め、認知度が上がっていくであろう「イチローモルト」を「小言」をご覧の皆さんはご存知とは思いますが、こうした賞を受賞したんだという事で、出来れば周りの友人等に伝え、そして飲んで貰えるよう勧めて頂けると幸いです。
またVirgoでは「ジョーカー」は終わってしまいましたが、探せばまだ「ジョーカー」を置いているバーはあると思うので、そんなバーを見つけたら是非「ジョーカー」を、2014年のナンバーワンに選ばれた「イチローモルト」を飲んでみてください。

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