Duncan McGillivray(ダンカン・マクギリヴレー)

といってもご存知の方は少ないでしょうが、今年引退したブルックラディの元マネージャーをされていた方の名前です。
このダンカン・マクギリヴレー氏が、現在順次発表されている第21回 ウイスキー・アドヴォケート・アワードのLifetime Achievement(功労賞)にシーバスブラザースのコリン・スコット氏と並んで選ばれたのです。
で、ウイスキー・アドヴォケート・アワードの各賞は、全て出揃ってから紹介しようと思っていたのですが、ブルックラディの元マネージャーであるダンカン・マクギリヴレー氏が選ばれたので、これは直ぐに皆さんにもお知らせしたいと思い今回書く事にしました。
なにしろ個人的に凄いお世話になった事がある方で、ブルックラディ蒸溜所が復活出来たのも彼が居てこそだったので今回の受賞は当然だと思うし、しかしどうしてもブルックラディ蒸溜所というとジム・マッキュワン氏の名前が前面に出てダンカン氏の名前は殆ど表に出てこなかったので、あるじとしても今回彼が受賞したことは凄く嬉しく、それで紹介したかったのです。
まあジムがブルックラディの表の顔とするならダンカンは裏の顔ってとこですかね。
ブルックラディ蒸溜所が1994年から2000年まで閉鎖していて、2001年に再開する際も彼が色々と蒸溜所の機器を直しましたし、蒸溜所の作業はもちろん近隣の農家に大麦を作ってもらう際の農業指導、またトラクターの修理なども行なっていたのです。
なのであるじ的にはダンカンが引退してブルックラディ蒸溜所は大丈夫なのか？とちょっと心配になったぐらいなのですが、今も呼べは直ぐ来てくれるようですし、こうした賞も受賞出来、本当に良かったなと思いました。
まっ！という訳で、ブルックラディにはジム以外にもダンカン・マクギリヴレーという凄い方が居たんだ、と皆さんに知って頂けたのなら幸いです。
｢おめでとう、ダンカン！｣

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