あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Canadian Whisky Awards 2014(カナディアンウイスキーアワード2014)

barvirgo2015-01-17

が先日発表になりました。
これは世界の5大ウイスキー生産地の1つであるカナダで今回が5回目となる、カナディアンウイスキーのクオリティを高めたり生産者の励みにしてもらおうと出来た賞だそうです。
確かにウイスキーの生産者は自分のところが一番と思っているからコンペでは勝ちたいでしょうし、勝てなかったら次はより美味しいと思ってもらえるウイスキーを造ろうとするでしょうからね。
しかしそこで表彰されるカナダのウイスキー、その殆どが日本で飲めないというのが残念で悲しいのですが、そんなカナダのウイスキーがあるのか!と知ってもらう意味も込め、今年もここで紹介します。
ただ賞自体は幾つもあるのですべての賞に関してはこちらをご覧頂くとして、今回はウイスキー・オブ・ザ・イヤー2014に輝いたウイスキーを簡単に紹介します。
2014年度カナディアンウイスキー・オブ・ザ・イヤーは、Collingwood 21 Year Old Rye Whisky(コリングウッド21年ライウイスキー)です。
これはカナダのオンタリオ州に在るカナディアンミスト蒸溜所で造られたライウイスキーで、地元オンタリオ州産のライ麦を使って造られた原酒を21年以上樽で熟成させているのですが、最後に熟成樽をホワイトオークからメープルウッドに変えて追加熟成をさせたウイスキーだそうです。
面白そうなウイスキーですよね。
まっ今回アワードに輝いたウイスキー自体は日本では買えないのですが、同じくメープルウッドで追加熟成をさせたコリングウッドの「トーステッドメープル」というのは信濃屋で買えるので、同じコリングウッド・ブランド、コンセプトは同じだと思われるので、昨年度カナダナンバーワンに選ばれたウイスキーに近い味わいを楽しめるかもしれませんね。
また先にも書きましたが、こんなカナディアンウイスキーがあるのかというのを知って頂く意味でも今回のアワード受賞紹介ページは見て頂きたいと思います。

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