Dalmunach Distilleryは

今日正式オープンだそうです。
昨年10月に完成していたので、既に操業を始めているもんだとばかり思っていたDalmunach Distillery、まあ読み方としてはダルムナックかダルムナッハで、スコットランドのスペイサイド、2012年までインペリアル蒸溜所があった敷地に出来た蒸溜所です。
この蒸溜所を建てたのはシーバス社(シーバスリーガルやバランタイン、グレンリヴェットなどのブランドを所有)を傘下に持つペルノ・リカール社で、これから先のウイスキー需要に応えられるようこの蒸溜所を造ったそうです。
あるじ的にはインペリアル蒸溜所を改築すれば良かったのに、とも思うのですが、環境保全や生産効率など考慮し修繕改築ではなく新しい蒸溜所にしたようです。
但し、初溜・再溜合わせて８基のポットスティルは、インペリアル蒸溜所と同じ形状にしたそうです。
そして現状ではシングルモルトウイスキーとしてのリリースは考えていないそうで、ブレンデッドウイスキーの原酒としてのモルトウイスキーを生産するんだそうです。
なのでこの蒸溜所のシングルモルトウイスキーが飲める可能性は、インデペンデントボトラーが蒸溜所から樽買いしてリリースしてくれた場合と、もしかするとオフィシャルでも限定品をリリースするかもしれないので、そのどちらかにかけるって感じですね。
またもう１つ残念なのは、この蒸溜所は外観は見ることが出来ても、ヴィジターセンターも無く基本見学が出来ないようになっている事です。
まっ、これはウイスキーフェスティバルなどの時は特別に見学出来るのかもしれませんが、通常見学出来ないのは新しい蒸溜所なだけに本当に残念です。
とはいえ、新しい蒸溜所が無事操業を始めるというのは嬉しいニュースなので、そのこと自体を喜び、そして何時か何とかこの蒸溜所のウイスキーが飲める日が来る事を願いたいと思います。
　

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