あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 The 22th The Whisky Advocate Awards (第22回 ウイスキー・アドヴォケート・アワード)

barvirgo2015-12-17

さ〜て2015年も後2週間ほどとなってきましたが、毎年この時期ウイスキー関連の雑誌(サイト)、ウイスキー・アドヴォケートではアワードを発表していて、今回でそれも22回目となりました。
そしてこのアワードには幾つかカテゴリーがあり、毎日1カテゴリーずつ受賞ウイスキーを発表していたのですが、昨日で全カテゴリーの結果発表が終了致しましたので、ここでは簡単に各賞の紹介を致します。
因みにこの賞、昨年知ったのですが、ウイスキー・アドヴォケートが勝手に選んで勝手に表彰しているらしく、受賞者(社)にはアワードに選びました!とかいう連絡はしてないそうです。
これって、各メーカーに媚びたりお金が動いたりも無いと思うので、とても面白いし良いなと思いました。
なんて余談を挟んでしまいましたがそれでは結果紹介します。

  • クラフトウイスキー・オブ・ザ・イヤー:Dad’s Hat Pennsylvania Rye
  • カナディアンウイスキー・オブ・ザ・イヤー:Crown Royal 75th Anniversary Blend
  • ブレンデッド/ブレンデッドモルトウイスキー・オブ・ザ・イヤー:Blue Hanger 11th Limited Release
  • ライフタイムアチーヴメント・オブ・ザ・イヤー:Jim McEwan(ブルックラディ蒸溜所)&Dennis Malcolm(グレングラント蒸溜所)

以上がウイスキー・アドヴォケート・アワード、本年の結果でした。
そして今回は日本のウイスキーと注意書き以外は原文のまま掲載させて頂きました。多少読みづらい点もあるかと思いますが、ご了承下さい。
そして今回ちょっと笑ったというか意地悪だなあと思ったのが、最後のディスティラー・オブ・ザ・イヤーですね。
MGP Ingredientsなんて殆ど誰も知らないですものね。
まあ謂わば陰の立役者的な蒸溜所だったのですが、昨年から今年に掛けてアメリカでは幾つかのウイスキーのラベル表記が問題になり、それらのウイスキーは何処で造られていたのか?って話になり、実はMGP Ingredientsだったという事で認知されてきた蒸溜所なんですよね。
なのでそんな基本表に出ない蒸溜所を選ぶなんて面白いというか・・・、MGP Ingredients的にはどうなんでしょう?なんて事を今回は思ったあるじなのでした。

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