イングランドとの国境近く

をスコットランドではボーダーズと呼んでいます。
ハイランド・ローランドで分ければローランド、モルトウイスキーの蒸溜所がハイランドに比べ非常に少ない地域になります。
とはいえここ数年はアナンデール蒸溜所がオープンしたり、それ以外にも幾つか誕生及び計画が発表されるようになりました。
ローランド地方にモルトウイスキーの蒸溜所が増える、これは嬉しい話です。
しかも同じローランドでもエジンバラやグラスゴーといった大都市ではなく、イングランドとの国境近いボーダーズにも幾つか蒸溜所誕生の計画が持ち上がっているのです。
そしてそんな計画の中の１つに、ブレンデッドスコッチウイスキー｢Clan Fraser(クランフレーザー)｣を販売しているThree Stills Company社のHawick Distillery(ホーウィック蒸溜所)というのがあります。
こうした蒸留所新設の計画は計画だけで終わってしまうものも多いのですが、Three Stills Company社では昨年資金調達にも成功し、また蒸溜所建設の為の用地も取得し、今回ボーダーズの地元自治体に正式に蒸留所建設の認可承認を得るためのプランを提出したそうです。
そしてホーウィックにモルトウイスキー蒸溜所が誕生すると、ボーダーズでは1837年以来約180年ぶりの蒸溜所と誕生となるそうです。
何か蒸溜所立ち上げの計画があるっていうだけでもちょっと嬉しくなるのに、実際にその計画が動き出したというニュースを聞くと、本当に嬉しさも倍増しますね。
またボーダーズでは、他にR&B Distillers社が近くのピーブルズに蒸溜所を建てる事を決めていますし、それ以外にも計画はあるので何時かこれらの蒸溜所が全てオープンしたら、ボーダーズの各蒸溜所含めローランド各地の蒸溜所巡りをしたいなと思うあるじなのでした。

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