あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 エジンバラ〜キャンベルタウン〜アイラ  −15−

barvirgo2016-06-14

5月3日(火)、キルホーマン蒸溜所の見学を終え次に向かったのは、あるじが最も大好きな蒸溜所ブルックラディです。
蒸溜所の見学は、訪れるタイミングで見られる内容が変ってくるので何度訪れても楽しいですし、学ぶところも多いです。
という訳であるじ自身スコットランドの蒸溜所で最多4回目の見学となるブルックラディ、今回も今までとは違う内容で大満足の見学が出来ました。
で因みにブルックラディ蒸溜所の見学ですがツアーは2種類、5ポンドの通常ツアーと25ポンドのWarehouse Experience(ウェアハウス・エクスペリエンス)があります。
ウェアハウス・エクスペリエンスはちょっとお高いですが、今回あるじ達が蒸溜所でテイスティングさせてもらったウイスキーを考えると実は決して高く無いと思える内容なので、皆さんももしブルックラディ蒸溜所へ行って見学をされるのなら要検討だと思います。
そして見学に関しては時期によって時間等違ったりもしますので、こちらのページで確認して訪れて下さい。
で見学開始、先ずはミルハウス(麦芽粉砕室)でブルックラディ蒸溜所の歴史など簡単な説明をしてもらうのですが、今回のガイドのお兄さんはえらい早口でしかもなかなか話が途切れません。
しかし思いの他分かりやすい英語だったのでなんか不思議といった感じでそれも楽しかったです。
そしてもう1つブルックラディの見学で嬉しいのは何処を写真撮っても良い事です。
スティルハウス(蒸溜室)にウェアハウス(貯蔵庫)全てOKなのです。
これは最近の蒸溜所では少なくなってきているのでとても有り難い事なんですよね。
そして話を戻してミリングマシン(麦芽粉砕機)、1913年に設置された100年以上使われているロバート・ボビー製のミルでポーティアス製ではありません。
スコットランドではなんだかんだ言ってもポーティアス製が多いので、これはこれで見る価値のあるモルトミルだと思います。
そして今回は初めて動かして見せてくれました。
100年以上使われている機械が動く様子というのはやはり感動しちゃいますね。
という訳で変な風に撮ってしまいましたがミルが動いている様子の動画がこちらです。↓
 
〜続く〜

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