あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Hall of Fame (ホール・オブ・フェイム) 2017

barvirgo2016-12-07

presented by Whisky Magazine.
先日アイコンズ・オブ・ウイスキースコットランド 2017の受賞者(社)が発表になったという事を書きましたが、同じくウイスキー・マガジンが表彰しているホール・オブ・フェイム、ウイスキーの殿堂入りとなる2名の方も発表されていたので、ここでも紹介致します。
このホール・オブ・フェイム、もともとはウイスキー・マガジンが毎年表彰していたアイコンズ・オブ・ウイスキーの中のLifetime Achievement award (特別功労賞)という賞で、これを一歩発展させ、より栄誉ある賞として受賞者に感謝し、その名を後世まで残していこうと制定された賞なのです。
なので世界中から選ばれ、過去には日本からも2名(輿水精一氏・稲富孝一氏)が選ばれています。
で今回新たにホール・オブ・フェイムに選出された2名は、ウイスキーライターとしてとても有名なCharles MacLean(チャーリー・マクリーン)氏とウィリアム・グラント&サンズ社のIan Millar(イアン・ミラー)氏でした。
チャーリー・マクリーン氏は日本でも約3年前に公開された映画「天使の分け前」で、ウイスキーの専門家ロリー氏役で出演されていたのでなんとなくあ〜あの人か!と映画をご覧になられた方は分かって頂けるのかななんて思います。
そしてイアン・ミラー氏はこれまで40年以上スコッチウイスキー業界で働いていて、その40年の間に13の蒸溜所で働き、また現在の職(prestige whisky specialist/日本語にしづらいので原文のまま)に就く前の約10年間はグレンフィディックのグローバルブランドアンバサダーを務めていらっしゃった方です。
シングルモルトウイスキーとして世界1・2の売上げをグレンフィディックが誇るのは、彼の功績だと言われているそうです。
まあここではお2人の功績をこれ以上あれこれたくさんは書きませんが、お2人がウイスキー業界で多大なる貢献を続けてこられまた今も続けておられるので、是非皆さんもお2人の名前、そして過去にホール・オブ・フェイムに選ばれた方達の名前を覚えて頂けたらと思います。
という訳でホール・オブ・フェイム、全受賞者はこちらでご覧になれます。
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