Heather Nelson(ヘザー・ネルソン)女史

スコットランドでも初めてといえる女性になるんじゃないかと今注目を浴びている女性です。
なんと彼女はほぼ１人でシングルモルトウイスキーを造る蒸溜所を立ち上げ、製造も自身で行なっていくつもりだそうです。
まあ当然マイクロディスティラリーだそうですが、女性がほぼ１人でウイスキー造りをやっていこうというのですからこれは是非成功してもらいたいですよね。
因みに立ち上げる蒸溜所名はToulvaddie distillery(トゥルバディー蒸溜所)、場所はノーザンハイランドのFearn(ファーン)というところでグレンモーレンジィ蒸溜所があるテインの近く、モーレンジィのシンボルマークのもとになっているヒルトン・オブ・カドボールのすぐそばで、海も近くもともとは英国海軍の基地が在った所だそうです。
で、蒸溜所は現在建設中で、完成後早ければ来年５月頃から製造を始める予定だそうで、ピーテッドとアンピーテッドの両方仕込み、両タイプともeasy-drinkingといっていますから飲みやすいシングルモルトウイスキーを目指しているようです。
また最近誕生する新しい蒸溜所と違い、ウイスキー以外は造らないそうです。
しかしそれでは資金的に厳しい部分もあるのでしょう、来年蒸溜する原酒で70Lの樽で熟成させた物を2,000ポンド(約30万円)で限定販売するカスクオーナーシップに、200mlのニューメークスピリット及び３年を過ぎたら最初のウイスキーに、５年目10年目にも１本ずつ貰えるファンダーズクラブメンバーシップ(595ポンド/日本から申し込んだ場合は795ポンド)というウイスキー好きならちょっと手を出したくなるような物を今の段階から募集を始めているのです。
という訳で、カスクオーナーシップとはいいませんがファンダーズクラブメンバーシップ、795ポンドですから約14万円で無事にいけば10年後まで楽しめて３本のレアなシングルモルトウイスキーが手に入ります。
もう既にオフィシャルサイトで募集を開始していますので気になる方はチェックしてみて下さい。

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