レミー・コアントロー、ウイスキーに力を入れる?
フランスの大手飲料グループ、レミー・コアントローが、この年末年始にアメリカとフランスのシングルモルトウイスキー蒸溜所を立て続けに買収したそうです。
昨年末にアメリカ・シアトルにあるウエストランド蒸溜所を買収したかと思ったら、年明け早々にフランスのDomaine des Hautes Glaces(ドメーヌ・デ・オート・グラッセ)というシングルモルトウイスキーを造る蒸溜所の買収が決まったそうです。
2012年にはシングルモルトスコッチのブルックラディ蒸溜所も傘下に治めており、レミー・コアントローはこれでスコットランド、アメリカ、フランスと3ヶ国のシングルモルトウイスキーブランドを自社のポートフォリオに加えた事になるわけです。
そして個人的にはブルックラディがレミー・コアントロー傘下に入り、よりアイラ島での雇用も増え、生産量も伸び認知度も増して嬉しかったので、今後ウエストランドやドメーヌ・デ・オート・グラッセのシングルモルトウイスキーがもっと認知度が増し、その生産現場の雇用にも貢献してくれるのならとても良い事なのかな、とあるじとしては思いました。
またウエストランドのシングルモルトウイスキーは既に日本でも販売されておりますが、フランスのドメーヌ・デ・オート・グラッセはあるじもこのニュースを見るまで知らなかった蒸溜所で、レミー・コアントローがただ漠然とシングルモルトウイスキーの蒸溜所だから買収するとは考えにくく、これから伸びていくであろうブランドで、それが日本で飲める可能性も高いんじゃないかと考えられるので、それも楽しみと感じた今回のニュースなのでした。
って考えるとレミー・コアントロー、まだ他の国や地域のウイスキー蒸溜所も傘下に治めるかもしれませんし、ちょっと今後の動向に注目です。
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