あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 公表した方が信頼出来る

barvirgo2017-01-13

し、安心して飲めるし、またこんな構成で出来ているのか!などなどウイスキーの楽しみ方も増え、ありがたいと思います。
あるじの大好きなスコットランドアイラ島シングルモルトウイスキー蒸溜所・ブルックラディが昨日transparency(透明性)の第2弾として「ポートチャーロット スコティッシュバーレイ」のレシピ(構成内容)が分かるようした事を発表しました。
これは昨年4月に「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」のレシピが分かるようにした事に次ぐもので、「ポートチャーロット スコティッシュバーレイ」がどのような熟成樽がそれぞれどれだけ使われているのかをブルックラディのサイトで確認出来るようになったというものです。
「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」にしても「ポートチャーロット スコティッシュバーレイ」にしても年数表記は無く、分かっているのはスコットランド産の大麦を使っている事とフェノール値が幾らなのかぐらいで、確かに美味しければそれでも構わないのですが、出来れば飲んでいるウイスキーがどんなものか知りたいのが人情、それをバッチ(1回のボトリング)毎のボトルに記されている5桁のデジタルコードをブルックラディのサイトのそれぞれの商品ページで入力すると分かるようにしてくれたのです。
なので同じ「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」で同じ味わいだと思って飲んでいてもバッチが違うと思いのほか構成比が違っていたりする事もあり、それを知りたければちゃんと確認する事が出来るわけです。
これってなんか嬉しいサービスですよね。
まあどうせレシピを公開するならボトルとかケース(缶)に書いてくれればと思うかもしれませんが結構厳しいEUのレギュレーションがあり、それで他のウイスキーメーカーなども自社のウイスキーについて詳しく書いていないものが多いのです。
なので自分で調べるという手間はありますが、それでも自分が飲むウイスキーの内容が分かるというのは有り難いですし嬉しいサービスだって思うんですよね。
そしてブルックラディはこうしたサービスを拡充していくと言っているので、より好きになってしまうあるじなのでした。
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