グレンモーレンジィ蒸溜所の前に広がるドーノッホ湾、19世紀には取れなくなっていたと言いますから100年以上居なかった野生の牡蠣、その牡蠣が育つ環境がドーノッホ湾に戻ろうとしているようです。
これはスコットランドの海洋保全協会とヘリオットワット大学が進めるドーノッホ環境改善プロジェクトにグレンモーレンジィ蒸溜所も協力をし、蒸溜所から出る廃水を95%カット出来るプラントを設置したからだそうです。
しかもグレンモーレンジィ蒸溜所は廃水を減らすプラントの設置のみならず、免税店限定ですが「グレンモーレンジィ ドーノッホ」というシングルモルトウイスキーを販売し、この売上げの一部をドーノッホ環境改善プロジェクトに寄付もしているのです。
実際あるじが1年半ほど前に蒸溜所を訪れた時も、それ以前に行った時にはなかったドーノッホ湾の環境保護に対する取り組みが見学ツアーに組み込まれていたのを思い出しました。
そして今年の年初にロッホライアンから運び込んだ野生の牡蠣を300貝ドーノッホ湾に放ったそうで、その牡蠣が現在約80%以上生き残っているらしく、まだ後1年半は様子を見なければならないそうではありますが、グレンモーレンジィ蒸溜所のドーノッホ湾を守ろうという思いとともに野生の牡蠣の復活は近いんじゃないかと思うんですよね。
後はこの牡蠣とグレンモーレンジィが合うのか?ってとこですかね。
えっ!牡蠣を食べる気かって?
いや〜復活した牡蠣をその牡蠣が育った海の近くの蒸溜所のウイスキーで食べる、ウイスキー好きには堪らない楽しみだと思うのですが、皆さんは如何?
ただ先にも書いた通り合うか合わないか?それが問題ですね・・・
にほんブログ村