あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 バランタイン 3つのキーモルト

barvirgo2017-09-27

が、15年物のシングルモルトウイスキーとしてリリースされるそうです。
さて、その3つのキーモルトとはGlenburgie(グレンバーギー)、Miltonduff(ミルトンダフ)、そしてGlentauchers(グレントファーズ)です。
ここで最近のバランタインセミナーに参加されている方などはグレントファーズがバランタインのキーモルトだって話しは聞いたことがあると思いますし、3年ほど前に「バランタイン17年 グレントファーズ エディション」なんていうのも発売されましたからグレントファーズ、バランタインのキーモルトなんだという事に違和感は覚えないと思いますが、まだ中にはバランタイン(17年)魔法の7柱(ミルトンダフ、グレンバーギー、バルブレア、グレンカダム、アードベッグ、スキャパ、プルトニー)の話を信じ、この魔法の7柱がバランタインのキーモルトだと信じていらっしゃる方もいるようなので、魔法の7柱は昔話で現在は違うんだって事を知ってもらいたいと思います。
因みにバランタインのキーモルトはだいぶ前から変わっていたんですが、蒸溜所の所有者や原酒の売買の問題などで、グレントファーズはキーモルトして使用していても暫く公表出来なかったと7年前のバランタインセミナー時に仰っていましたしね。
では今現在のバランタインのキーモルトは何なんでしょう、現在バランタインはキーモルトは4つと言っていて、今度発売される3つのシングルモルトとスキャパだそうです。
グレンカダムは現在使われているのかどうかはちょっと分からないのですが、少なくともバルブレア、プルトニー、アードベッグは使われていないか、使われていたとしてもキーモルトではなく構成原酒(約40種)の1つとして使われている程度なのです。
えっ!じゃあバランタインで使っているアイラモルトは何?
まあこの先もずっとそうかは分かりませんが近年はラフロイグを使っていましたね。
な〜んて殆ど新たに発売されるバランタインのキーモルト3種について説明をしませんでしたが発売地域には日本も入っていたので、近い将来これら3つのシングルモルトウイスキーがリリースされますからその際はバランタインと合わせて飲んでみる、なんていうのも面白いんじゃないかと思います。
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村