あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ブルックラディの新商品

barvirgo2018-06-19

あるじの大好きなブルックラディ蒸溜所のシングルモルトウイスキーが2種類、8月1日(水)から限定ではありますが日本でも発売になるそうです。
それが写真の「ベア・バーレイ 2008」 と 「ジ・オーガニック 2009」
「ベア・バーレイ 2008」は、古代種の大麦で現在モルトウイスキー造りでよく使われている二条大麦ではなく六条大麦のベアバーレイを100%使用して仕込まれたウイスキーで、しかも通常ブルックラディがリリースしている「ベア・バーレイ」はオークニー諸島産なのに対し、この「ベア・バーレイ 2008」は100%アイラ島産のベア・バーレイ、それもダンロジットファームで2007年に収穫された六条大麦を使用して2008年に蒸溜されたウイスキーだそうです。
現在ではオークニー諸島以外では殆ど作付けされていないと言われていたベア・バーレイ、アイラ島でも育ててたんですね。
なので「ベア・バーレイ 2008」、凄く気になります。
そしてもう1つが「ジ・オーガニック 2009」、こちらは2008年に収穫されたオーガニック認定を受けたスコットランド産大麦を100%使用し、2009年に蒸溜されたウイスキーです。
オーガニック、日本語では有機栽培と文字にすると簡単ですが実際にオーガニックの認定を受けるのは相当大変らしく、ブルックラディ蒸溜所が使っているオーガニック大麦も毎年栽培しているわけではなく7年というローテションの中で作られている大麦だそうです。
因みにここでは生産農家は書きませんが、ボトルには生産農家が記載されています。
といった二つの新商品「ベア・バーレイ 2008」と「ジ・オーガニック 2009」、ともに熟成はバーボンとテネシーウイスキーアメリカンオークで熟成年数は前者が9年で後者が8年、ブルックラディなので当然のノンチルフィルター・ノーカラーリングでアルコール度数は50%となってます。
まあ本当にどちらも楽しみ!
なので当然あるじも購入し、「あるじの店」で提供致します。
という訳で、発売になる8月1日(水)が待ち遠しいあるじなのでした。
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