あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

アバディーンからの弾丸ツアー   〜6〜

barvirgo2018-12-11

11月22日(木)、グレングラッサ蒸溜所の見学&ショッピングを終えこの日3ヶ所目となる蒸溜所に向かいました。
3ヶ所目に訪れたのはノックデュー蒸溜所シングルモルトウイスキーとしては「アンノック」としてリリースされており商品名と蒸溜所名が異なる数少ない蒸溜所の1つです。
以前はオフィシャルの蒸溜所ツアーは無かったようですが、現在は予約すれば月〜金の午前10時と午後2時に見学させてもらえるようなので、あるじも行ってみて思いましたが是非訪れるべき蒸溜所の1つだと感じました。
但し、もともと見学ツアーが無かったのでショップは無く、お土産などを買う事は出来ません。でも訪れるべき蒸溜所だと思います・・・
という訳でグレングラッサ蒸溜所から車を走らせる事20分ほどでノックデュー蒸溜所に到着です。
ヴィジターセンターが無いのでオフィスに行って見学のアポイントを入れている事を伝えます。
で今回あるじ達は特別に蒸溜所マネージャーのGordon Bruce(ゴードン・ブルース)氏に案内をしてもらいました。

まず案内してもらったのは今は使われていないキルン(乾燥塔)で、簡単に蒸溜所の説明など伺いました。
そしてキルン内には左の写真に写っている醗酵槽のような巨大な桶、Vessel(ヴァッセッル)というのがあって、この時はこれはウォッシュバック(醗酵槽)なのか伺ったら違うと言われ、このあと見学を続けていくうちにこれが何か教わるんですが、これの使い方というか製造プロセスはあるじが今まで訪れたどの蒸溜所でも行なわれてなく、こんな手法もあるんだとやはり蒸溜所には訪れてみなくては分からない事があるんだというのを実感しました。
という訳で、このVesselの話を含めノックデュー蒸溜所の見学については次回書きます。
それで今回はアバディーンからスペイサイドに向かいながら途中に在る蒸溜所を見学するという方法で無理のないよう3ヶ所の蒸溜所を巡る弾丸ツアーを実現させたのですが、アバディーンからスペイサイドに向かいながらその途中の蒸溜所をやはり3ヶ所見学するならもう少し楽な方法として、先ずはグレンギリー蒸溜所を訪れ、その次にグレンドロナック、そしてストラスアイラ蒸溜所というのがあるので、皆さんがアバディーンから入ってスペイサイドに向かいながら蒸溜所を見学しようとする際は、この周り方も検討されると良いと思います。
なにしろ今回のあるじの周り方は、あるじが見学してみたい蒸溜所を周りながらスペイに向かうってルートだったので、前にも書きましたがグレングラッサ蒸溜所の見学時間を普段は行なわない時間に変えてもらうなどしており、もしかすると一般の皆さん向けではないのでね・・・
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