あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

バッラにもウイスキー蒸溜所?

さて、久しぶりにウイスキーの話を書いてみます。
「小言」を書いていない間にあるじが気になったウイスキーのニュースは幾つかありますが、その中には徐々にハッキリして来たアイラ島のポートエレン蒸溜所のプランやローランドで復活が待たれるローズバンク蒸溜所に行政から蒸溜所設立の許認可が下りた件、またあるじが本当に昔からその動向を追っていたキングスバーンズ蒸溜所のシングルモルトウイスキーの一般販売が決まった件などがあります。
そんな中であるじが気になったのはここにもか!っていうか再びここにという話が浮上したIsle of Barra、バッラ島にウイスキー蒸溜所を建てるって話です。
f:id:barvirgo:20190202151505j:plain:left:w300 バッラ島ってどこでどんな島?と思われる方も多いと思いますが、スコットランドの西海岸アウターヘブリディーズといわれる島々の南、スカイ島やマル島の西の沖合いに浮かぶ島で、日本で昨年公開された映画「ウイスキーと2人の花嫁」(原題「Whisky Galore」)をご覧になられた方も多いと思いますが昨年公開された映画はリメイク版で、最初にこの映画「Whisky Galore」が作られたのが1949年でその撮影が行われたのがバッラで、実際に貨物船SSポリティシャン号が座礁したEriskay(エリスケイ)島にも近く、この島でも当時船から運び出されたウイスキーの瓶が見つかったりしたウイスキー好きには映画の記憶とともに気になる島なのです。
またバッラはおそらく世界で唯一砂浜が滑走路という空港がある島でもあります。
なのでもちろん船で訪れる事も出来ますが、飛行機に乗って行けば砂浜に離着陸って体験が出来るのです。
そんなバッラにウイスキー蒸溜所を造るというプランが再浮上してきたのですから気にならない訳がありません。
だいぶ前にもバッラにウイスキー蒸溜所を造るとかバッラでウイスキーフェスを開くとかって話はありましたがいつのまにやらそんな話はどこへやら・・・
てな感じだったので、この新たなバッラにウイスキー蒸溜所って話しもどうなるかは分かりませんが出来る事なら今度こそ蒸溜所を建ててもらい、バッラならではのウイスキーを造ってもらいたいと思います。
そしてバッラの蒸溜所を見学に、砂浜に離着陸する飛行機で向かえたら素敵だなとも思います。
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