あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

Diageo’s Special Releases(ディアジオ・スペシャルリリース) 2019

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ディアジオスペシャルリリース・シングルモルトスコッチウイスキー2019年ボトリングが発表されました。
今年は8種類、「ポートエレン」や「ブローラ」はありませんが、閉鎖蒸溜所のシングルモルトウイスキーとしては「ピティヴァイク29年」がリリースされます。
という訳で「ピティヴァイク29年」含め簡単に今回リリースされるディアジオスペシャルリリース・シングルモルトスコッチウイスキー8種類を紹介します。

  • 「クラガンモア12年」 : スペイサイドのシングルモルトで2006年蒸溜のミディアムピーテッドタイプ、リフィルのアメリカンオーク樽熟成でアルコール度数が58.4% (現地価格85ポンド)
  • 「ダルウィニー30年」 : ハイランドのシングルモルトで30年の長期熟成品、リフィルのホッグスヘッド樽とシェリー樽のヴァッティングでアルコール度数が54.7% (現地価格500ポンド)
  • タリスカー15年」 : スカイ島のシングルモルトで2002年蒸溜の15年物、ファーストフィルのホッグスヘッド樽熟成でアルコール度数が57.3% (現地価格110ポンド)
  • 「シングルトン・オブ・グレンオード18年」 : ハイランドのシングルモルトで2000年蒸溜の18年物、ファーストフィルのホッグスヘッド樽熟成でアルコール度数が55% (現地価格130ポンド)
  • 「カーデュ14年」 : スペイサイドのシングルモルトで2004年蒸溜の14年物、ダブルマチュアードでアモンティリャード・シェリーのホッグスヘッド樽で2年間の追加熟成でアルコール度数が55% (現地価格120ポンド)

以上8種類のリリースで、日本ではおそらく来年の春先頃発売されるはずですが、今回も数はさほど入ってこないと思われるので、これらのウイスキーを欲しい方は今後の情報を要チェックしてください。
因みにあるじが気になるのは「クラガンモア12年」ですかね、ミディアムピートで価格も手頃ですしいつも仕入れている「ラガヴーリン12年」と合わせ何とか来春には入荷させたいところです。