あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

グレンモーレンジィのプライベートエディションは

f:id:barvirgo:20200204170513j:plain:right:w365昨年の「Allta」で終了だったそうです。
どうりでアナウンスが無いなとは思っていましたが、まあ仕方ないですね。
まあプライベートエディションが無くなったからといって、 グレンモーレンジィが新商品をリリースしなくなるわけじゃなし…
という事で新たにリリースされるグレンモーレンジィの情報が少し入ってきました。
それが写真の「Glenmorangie 15yo The Cadboll Estate(グレンモーレンジィ15年 カドボール・エステート)」です。
これはグレンモーレンジィが所有するカドボール・エステート、要はカドボールに在る自社の所有地で栽培されて大麦のみを使い蒸溜から熟成まで全てを自社で行なったグレンモーレンジィ初のシングルエステーウイスキーという位置付けの商品だそうです。
f:id:barvirgo:20110920153554j:plain:left:w380左の写真、これはカドボールにあるグレンモーレンジィ・ハウスの周りですが、おそらくこの場所で収穫された大麦を使って仕込まれたウイスキーなんだろうと思われます。
なので昨年のプライベートエディションの「Allta」が、ここの大麦とこの場所で見つけた野生の酵母を使って造られたウイスキーだったので、その流れを継いでいるといえば継いでいるのかもしれませんね!
それにプライベートエディションじゃないとはいえ限定品には変わらないですしね。
こんなグレンモーレンジィの新商品、ボトルにも「15」と表記されているように最低15年熟成の年数表記商品でアルコール度数は43%、熟成はファーストフィルのアメリカンオーク・バーボンバレルだそうです。
ボトルにもしっかりとAmerican oak bourbon casksと表記があるので、おそらくグレンモーレンジィがよく使っている「ジャックダニエル」の樽は今回使われていないって事なんだろうと思われます。
というのが今のところあるじが分かっている情報で、海外では来月発売らしいのですが日本は…
となると何時発売なのか?または幾らなのか?などはまだ分からないのでグレンモーレンジィ好きの皆さんは、これから出る情報を楽しみにお待ち下さい。
因みにあるじはカドボール・エステートにはちょっと想いがあるので、この「グレンモーレンジィ15年 カドボール・エステート」、発売されたら店で仕入れようと思っています。