今、世界中がコロナの問題で暗いムードに包まれていますね。
ウイスキー業界も大きなダメージを受けていますが、皆ただじ～っとしている訳ではないようです。
今週はＷＷＡ(ワールドウイスキーアワード)のインターナショナルウィナーやIcons of Whisky(アイコンズ･オブ･ウイスキー)の受賞者(社)などの発表もありました。
因みにＷＷＡではWorld's Best Blended Limited Releaseにベンチャーウイスキー秩父蒸溜所の｢イチローズモルト＆グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2020｣が、そしてWorld's Best Single Maltにサントリーの｢白州25年｣が、またWorld's Best Grainにキリンディスティラリーの｢富士シングルグレーン30年スモールバッチ｣と３つのウイスキーが各カテゴリーの世界一に輝くなど日本のウイスキー業界に明るいニュースも流れました。
まぁこれはこれで嬉しいニュースなんですが、まずこれらのウイスキーを含めＷＷＡ受賞のウイスキーは、飲むことが出来るのが極く一部の方に限られるウイスキーばかりで普通のウイスキー好きの方には殆ど縁がなく、昔のようにＷＷＡ受賞ウイスキー、世界一に選ばれたウイスキーが飲めるって喜びがなくなってきているのがあるじ的には詰まらなく、ここで紹介する意欲も無くなってきています。
そんな中アードベッグ蒸溜所からメールが届き、今度定番商品としてリリースされるのが表題の｢Ardbeg Wee Beastie 5yo(アードベッグ ウィービースティ ５年)｣だそうです。
アードベッグ史上最も若い５年熟成で凄くスモーキーだそうです。
５年熟成なので価格も手頃で、しかも定番商品だから飲んでみたいと思えばリリース後はいつでも飲めるウイスキーなのです。
これはちょっとウイスキー好き、特にアイラモルト好きには嬉しいニュースですよね。
因みにアルコール度数が４７．４％でノンチルフィルター、要は冷却濾過されていないので原酒本来の味が楽しめるようになってます。
また熟成樽にはオロロソシェリーの樽とバーボン樽が使われているそうです。
そしてまだ発売前ですが、whisky.comがYou Tubeでサンプルを飲むテイスティング動画を配信していて、それを見ると凄くリリースされるのが楽しみになりますので宜しければご覧頂き、日本での発売を楽しみにお待ち下さい。
