「ボウモア」セミナー
一昨日、青山で行なわれた「ボウモア」のセミナーに行って来ました。
「ボウモア」の歴史や新しくなった現在のビジターセンターの案内、出来たばかりのニューポットなど「ボウモア」6種のテイスティング、またPR用の映像など見せてもらいました。
という事で、聞いて来た話を簡単に説明します。
「ボウモア」はDavid Simson氏が1766年にボウモアの土地を手に入れたところからスタートしたそうです。
そして1779年からウイスキー造りを始めたのだそうです。
そして何度か経営者が変わり、1963年からは現在の「Morrison Bowmore」社が経営しているそうです。
で、現在ではシングルモルトで世界のトップ10に入るブランドにまで成長したんだそうです。
ボトルのデザインの変遷、そして昨年11月に発表された新しいデザインのボトル
そして上空から見た「ボウモア蒸留所」
秋は行ったら、ガーデンコテージに泊まってみたい!なんて思っちゃいましたね。
まっ、それはおいといて・・・、
「ボウモア」のウイスキーについても聞いて来た事を少し紹介します。
原料の大麦は全てスコットランド産、オプティック種を使っているそうです。
そして、全て自家製麦しているそうです。
仕込み水は「ラガン川」という川の水を使っているそうです。
ニューポットのアルコール度数はだいたい68.5%で、樽詰めする際は63.5%にして詰めるそうです。
また、樽詰めされるニューポットはヘッド(最初にポットスティルから出てくる部分)とテール(最後にポットスティルから出てくる部分)をカットして、使用されるハートの部分は22%だけなんだそうです。
これにはあるじ、ちょっとビックリしました。実はもう少し(35%ぐらい)樽詰めしていると思ってたんですよね。
で、カットしたヘッドとテールは初留釜に戻されるのだそうです。
まぁ、それ以外にもいくつかお話は伺ったのですが、全て書いているとまた長くなってしまうので(すでに長いって)、このぐらいにしておきます。