あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「THE GLENLIVET」

昨日あるじは「THE GLENLIVET」のブランド・アンバサダー・研修セミナーというのに行ってきました。
「THE GLENLIVET」というのは、スコットランド政府公認第1号の蒸留所で、 スコットランドの北の方、ハイランド地方のスペイサイドと呼ばれているところにあります。
そしてスペイサイドというかシングルモルト全体から見ても珍しい硬水(ジョージーの湧水)で仕込まれているウイスキーだそうです。
また蒸留に使用しているポットスチルも、比較的珍しいランタンヘッド型の背の高い(約6メートル)物だそうです。
背が高い方がクリアなニュースピリッツが抽出できるからだそうです。
そして熟成樽はバーボン樽・シェリー樽・フレンチリムザンオーク樽を使用しているそうです。
中でもバーボン樽の使用比率が高く、シェリー樽は他の蒸留所より低いのだそうです。
等々、それ以外にも色々とマスターディスティらーのジム・クライル氏から「THE GLENLIVET」の話を伺い、試飲等をさせて頂きました。
で、久しぶりにあるじとしては「THE GLENLIVET」を飲んだのですが、柔らかく甘みがあり、香りもフルーティーで且つ余韻もしっかりある飲みやすいウイスキーだと、改めて実感しました。
あるじはアイラモルトのような癖のあるタイプも大好きではあるのですが、たまには「リベット」なんかも寛いで飲む時にはいいな、と思いました。
また、シングルモルトを飲まれた事がない方には、入門編としてももってこいのスコッチウイスキーといえると思います。
という事で、皆さんも是非一度「THE GLENLIVET」を飲んでみて下さい。
それと「THE GLENLIVET」の事をもっと知りたいという方は、シングルモルトウイスキー | ザ・グレンリベット | すべてはここから始まった←是非こちらをご覧下さい。