5月5日(木)、さ〜てアードベッグ蒸溜所の見学です。
先ずは昔の写真や蒸溜所で使う道具が置いてある部屋でアードベッグ蒸溜所の歴史について伺います。
今でこそとても綺麗な蒸溜所ですが、20年近く前まで休止してたのでそんな話などを聞きます。
それから階段を上がり昔モルトビン(大麦麦芽をストックしておく場所)だった場所に行き製造工程の話に移ります。
モルトビンは現在使われていないので、何時訪れても空の状態なのですが、小さい蒸溜所でも結構モルトをストックしていた事が伺われる場所です。
但し、アイラの他の蒸溜所同様に現在アードベッグ蒸溜所もモルトはポートエレンでモルティングしてもらった物を使用している話を聞きます。
そして階段を下りてミルハウス、ミリング(麦芽粉砕)の説明を受けますが、アードベッグはある意味珍しいロバート・ボビー社製のミルで、アイラ島では自分のところとブルックラディ蒸留所だけが使っているというまさかの自慢話を聞かせてくれました。
そしてマッシュハウス(糖化室)、タンルーム(醗酵室)と説明を受けながら見学させて頂きスティルハウスの見学へと進んだんですが・・・
以前は写真を撮らせてもらえたスティルハウスが現在はスティルハウスに入る前、タンルームからでないと写真が撮れなくなってしまっていたのです。
まあ他にもスティルハウス内で写真を撮れない蒸溜所はたくさんありますが、ピューリファイヤー(精溜器)が付いたポットスティル(単式蒸溜器)はそう多くないので、タンルームからではそれを撮る事が殆ど出来ず、これはちょっと残念だと思いました。
という事はありましたがアードベッグも手造り感があり、何度来ても素敵な蒸溜所だなと思いました。
それとスティルハウスを出た後に蒸溜所長のミッキー・ヘッズ氏にもお会い出来、何かラッキー!と思ったことが今でも良い思い出となっています。
そして見学の最後はアードベッグのテイスティング、幾つか用意してもらったアードベッグから1つ選んで1杯頂くのですが、何名かは1杯以上複数銘柄飲んでたような記憶があるんですよね〜・・・
因みにあるじ運転手なので、ここでもテイスティングは我慢しました。
我ながら偉い!な〜んちゃってアードベッグ蒸溜所の見学を終えたのでした。
〜続く〜
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