あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「アイラリベンジ」 〜再びのアイラ〜

―3日目―(2)
「ブナハーヴン蒸留所」〜「アイラオイスターファーム」
「カリラ蒸留所」を出、見学出来ないのは分かっていても、折角アイラ島に来たので外観だけでもと思い「ブナハーヴン蒸留所」も訪ねました。




ここから見る景色も素晴らしかったです。
そして、自分達が蒸留所や景色の写真を撮っていた時、ちょうどトレーラーに樽を積んでいて、これからどこかに運ぼうとしている様だったのですが、この「ブナハーヴン蒸留所」に続く道もジュラ島並みにかなり細くうねっていて、大型トレーラーなんて曲がれるの?という所もあり、普通の車でも大変な道だったので、時間に余裕があれば先に蒸留所を離れずに、トレーラーの後ろを走ってみたいと思っちゃいましたね。
っていうか、本当に自分達が走って来た道を通るのか確かめたかったです。
しかし、何時トレーラーが出発するかも分からないし、蒸留所内が見学出来る訳でもないので先に蒸留所を後にしました。
そして前回来た時は食べるには食べましたが、それは「ハーバー・イン」のレストランで食べただけだったので、今回は是非行って、その場で牡蠣を食べてみたいと思っていた「アイラオイスターファーム」に向かったのです。
で、地図を見て道路標識を見て、先ずは「アイラオイスターファーム」の看板が見える所に着いたのですが、ここで自分が下調べをしていなかった為、Loch Gruinart(ロッホ・グリュイナルトと読むらしい)という干潟沿いに行くのか、ちょっと急な坂の方を上るのか分からず、オイスターファームなんだから干拓沿いにあるのだろうと干拓沿いの道を選んでしまったのです。
結果、これは間違いでした。
今改めて地図見れば、そんな奥の方まで行くわけ無いのは分かるのに、自分達思わず通行止めの所まで行っちゃいました・・・_| ̄|○
しかも結構このロッホ・ガナート沿いの景色も素晴らしかったにもかかわらず、オイスターファームを探すのに精一杯で、写真を1枚も撮っていないんですよね。
ホント!反省です。
という事で、これからアイラ島に行って「アイラオイスターファーム」に行かれる方は、看板が見えたら右手の坂を上がってください。
ともあれ、無事何とか「アイラオイスターファーム」には着いたのですが、午後1時オープンで、自分達が着いた時にはまだ少し早く、開いてはいなかったのです。
で、ビックリ!!
確かに「アイラオイスターファーム」の看板はありましたが、牛臭く、牛の鳴き声、羊の鳴き声って・・・オイスターじゃなく普通のファーム(牧場)って場所なんですよね。
なので着いた瞬間、こんな所で牡蠣食べて美味しいのかしら?と、ちょっと不安になりましたね。
ところが、程なくしてオイスターファームの人が出てこられ、「試食してみる?」みたいに仰られたので、持参した「ボウモア12年」をかけ、食べてみたら美味いの 何の・・・自分に限らずヨメ以外全員おかわりしちゃいました。
2年前に「ハーバー・イン」で食べたのとは比べ物にならないぐらい美味かったです。
にもかかわらず、ここでも到着した時のショック(ここが「アイラオイスターファームかよ!!)で写真を撮るのを忘れているんですよね。ぐらいインパクトのある場所でした。
まっ!そんなこんなあり、ここで牡蠣を2ダース買ってボウモアに戻る事にしました。