あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ISC(International Spirits Challenge)2011

barvirgo2011-08-02

ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2011の結果が発表されました。
ISCはロンドンで開かれる、世界が注目するコンペティションで、英国の出版社「ドリンクス・インターナショナル」の主催により、ウイスキー部門、ブランデー部門、 ラム部門、ホワイトスピリッツ部門、リキュール部門の 5部門があり、エントリーは世界約30カ国から約600品に及んでいるそうです。
そして、中でもウイスキー部門には約300品がエントリーしていて、世界の著名なウイスキー蒸溜所のブレンダーやディスティラーなどが審査員を務め、3日間におよぶブラインドテイスティングの後、全員一致の合議制によって各部門のカテゴリー毎に、金賞、銀賞、銅賞が決定されるコンペティションなんだそうです。
で、このISCには、先日紹介したIWSC2011には出品していなかったニッカも エントリーしていたので、コンペとしての価値は、本当に高いんでしょうね。
と、前置きが長くなりましたが、結果をここで書くとまた大変な長さになるのでここではあるじが好きなウイスキーについて幾つか紹介するだけにし、後はISCのリザルトのページで皆さんの好きなカテゴリーの各賞をご覧頂き、皆さんがそれらのお酒を買ったり、飲んだりする時の参考にして下さい。
てな訳でスコッチウイスキーの部門では、モルトやブレンデッド全てのカテゴリー含め33品が金賞に輝き、中でもブレンデッドウイスキーが結構選ばれているのには、やはり世界的にはまだまだブレンデッドウイスキーが主流なんだなというのを感じさせられました。
また結構あるじの知らないブレンデッドが幾つも選ばれていたので、そういった物が入ってこない日本の市場を少し寂しく感じました。
因みに金賞に選ばれていたブレンデッドには、「ジョニーウォーカー・ダブルブラック」や、「ブラックグラウス」、またあるじが気になっていて以前から欲しいと思っていた「ネイキッドグラウス」等も選ばれていました。
また日本のウイスキーでは、サントリーの「山崎1984」、「白州バーボンバレル」と、ニッカの「余市1990」が金賞に選ばれていました。
で、他の結果についても書きたいのですが、また長くなってしまうので、先にも 書いたとおり、その他の結果についてはISCのリザルトページをご覧ください。
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