10月18日(木)、シーバス・ブラザースはスペイサイドに新たな蒸留所を建設する計画を発表しました。
新たな蒸留所は、スペイ川中流域のキャロンという地の、もともとはインペリアル蒸留所があった場所に建てるそうです。
インペリアル蒸留所というのは、1897年にダルユーイン蒸留所の第2蒸留所として建てられ、創業年が当時ビクトリア女王の在位60年にあたるダイヤモンドジュビリーであった為、インペリアルと名づけられた蒸留所でした。
そして操業と休止が繰り返される中1998年を最後に操業を止め、当時の親会社であるアライド社から2005年にシーバス社が土地建物や権利などを買い取ったそうです。
なので、インペリアル蒸留所を再開させるのかなと思ったのですが、そうではなく新たな蒸留所(写真のようなイメージ)を建てるそうです。
まっ!直すのではなく環境等に配慮した蒸留所にするってところなんでしょうね。
但し、今回の発表をみる限りだとこの新しい蒸留所はシーバス社のブレンデッドウイスキーの為に建てられるらしく、シングルモルトウイスキーとしてリリースされるのかどうかはちょっと分かりません。
それにしても、シーバス社は来年春にグレンキース蒸留所を再開させますし、それ以外にもグレンリベット蒸留所を含めたスペイサイドのシングルモルト蒸留所を4ヶ所拡張すると発表していますし、一昨日書いたグレンオード蒸留所拡張の記事もそうですが、蒸留所の新設や拡張のニュースが多く、本当にウイスキーが世界的に飲まれているのを感じます。
だけど何故か日本ではここ30年、ウイスキーはどんどん飲まれなくなってしまっているんですよね〜・・・
しかし皆さん、世界中で飲まれる方が増えているようにウイスキーは美味しいお酒なので、是非皆さんもウイスキー、飲んでみてください。
この味わい美味しさは、飲んでみないと分からないですからね!
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