｢Think How You Drink｣

アルコール飲料の巨大グループ企業ディアジオ社が、ヨーロッパでちょっと面白いキャンペーンを始めました。
それがThink How You Drinkというキャンペーンで、要は飲み過ぎには注意しましょうというキャンペーンなんですが、飲み過ぎは身体に好くないとか説教っぽかったり、脅したりするのではなく、You Tubeを利用し、酔っている人の様子をユーモラスに見せ、そして自分自身で考えてもらおうというものでした。
で、こうした動画をYou Tubeで流したりすれば、賛否両論出るとは思うのですが、１つの注意喚起にはなりますし、ネット上で議論を呼べばそれだけ飲酒(飲み過ぎ)について考える人が出てくると思うんですよね。
まっ、実際あるじもＢＡＲを営みお酒を提供する側の人間として、美味しく楽しく、そして末永くお酒を飲んでもらう為にも、お客様にお酒を提供する際は注意せねばって、このキャンペーンを知って思いましたしね。
そしてこれは皆さんにも伝えなければ、とも思いましたしね。
また幾つもの蒸溜所を廻ってみて、ウイスキーの造り手さん達と接していると、そのウイスキーを大事に、そしてしっかり味わって欲しいと思うので、それが飲み過ぎてしまっては、せっかくのウイスキーの味も分からなくって悲しいですからね。
またあるじとしては、これからお酒の飲み手になる若い方達にこそ、特に飲みすぎに注意して欲しいと思っています。
それはよくお客様から聞く話の中に、｢若い頃ウイスキーを飲んで酷い二日酔いになって、それ以来ウイスキーは飲めないんですよ。｣といった話が数多くあるからです。
勿論ウイスキー以外にも、日本酒を飲み過ぎて日本酒が駄目、ジンを飲み過ぎてジンは駄目等々、若い頃に加減が分からず飲み過ぎて嫌いになるというかトラウマになってしまった方というのが結構いらっしゃいますからね。
で、今皆さん飲み過ぎに注意してねと書きながら、こうした文章なんかよりやはり今回ディアジオがYou Tubeに流した動画の方が、きっと分かりやすくて効果があるんだろうな思いました。
てな訳でその動画ご覧下さい。
　

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