あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅4日目(1)

barvirgo2005-11-07

やっと4日目突入です。
この日は朝からずっと雨が降っていました。この雨のせいでもないんでしょうが・・・、まぁそれはさておき、朝はお決まりの「スコティッシュブレックファースト」を食べ、「EAGLESOME(イーグルサム)」(キャンベルタウンにあるスコットランドでも有名な酒屋さんらしいが、見た目はチョット雑貨屋さん)がオープンするのを待ってからホテルを出ました。
そして「イーグルサム」に寄って、本当は前日ホテルで飲んだ「ヘーゼルバーン」を買おうと思ったのですが、残念ながら売り切れていて手に入れることは出来ませんでした。
ただ、折角立ち寄ったので、量り売りのキャンベルタウンモルトと「ロングロウ8年」をあるじは買ったのです。
おかげ様でここで買ったウイスキーも好評で「あるじの店」では「ロングロウ8年」が、あと少し残るのみとなりました。ありがとうございます。
そして同行者の2人も思い思いにお土産を買って帰ったのですが、後でS君に聞かれて笑ってしまったのですが、「イーグルサム」で量り売りしている樽のお酒をS君は全てシングルモルトウイスキーと思っていたらしく、「RAM」と書いてある樽もラムカスクウイスキーだと思って買ったのだそうです。
買う前に聞いてくれれば、それが「ケーデンヘッド・デメララ・ラム」で、ラムカスクではなく本当にラムだよと教えてあげられたのに・・・、ププッ!!
そして、皆でお土産を買った後、当初の予定では「スプリングバンク蒸留所」を見学してからキャンベルタウンを出発する予定だったのですが、蒸留所は午後2時からでないと見学出来ないとのことで断念し、チョット思いを残しながら街を離れました。
で、あるじ達はこの後グラスゴー近郊Dalmuirに在る「オーヘントッシャン蒸留所」に午後2時で予約を入れていたので急ごうと思うのですが、雨が降っている上に道幅が狭く片側1車線で、しかも来る時は空いていた道がゆっくり走るトラックなどもあって車が連なり、気持ちは急くのですがあるじ達の車はなかなか進んでくれませんでした。
それでも途中インバレリーという街で休憩し、「Loch Fyne Whiskies(ロッホファインウイスキーズ)」という、ここもスコットランドでは結構有名らしい酒屋に立ち寄りました。
で、ここでも「ヘーゼルバーン」は置いていないか聞いたのですが、入荷しても「アッ!」という間に無くなってしまうとのことで、残念ながら手に入れることは出来ませんでした。まぁそれでも皆ここでもお土産買うんですけどね。
で、道が混んでいることもあったので、この街でゆっくりすることも無く「オーヘントッシャン蒸留所」を目指し出発したのです。
しかし案の定午後2時になっても蒸留所近くまで行けず、2時を少しまわったところで何とか探して地図に書いてある場所に行ったのですが、今度は蒸留所が見つからず、Dalmuirの街をグルグルと彷徨ってしまったのです。
そんな中Yさん、雨の中車の外に出て、街行く人に道を聞いてくれたのでとても助かりました。ありがとうございます。
そうそう、それで最後に蒸留所の場所を教えてくれた老紳士なのですが雨の中傘もささず(というか街で見かける殆ど人が傘をさしてはいないのですが)、親切に車のところまで来て、雨に濡れた車上の水滴を利用して地図まで書いてくれたのです。本当ありがたかった
そして教わったとおりに行こうと思うのですが、如何せんこちらの理解力が足りないせいか、それでも少し迷ってキョロキョロして走っていた為あるじこの旅最大のミスをしてしまったのです。
なんと道路の縁石に左前輪をぶつけパンクさせてしまったのです。が〜ん_| ̄|○
それもよく周りを見れば目の前に、なんとあれだけ探し回った「オーヘントッシャン蒸留所」がある場所だったのです。なんだかえらい悲しくなってしまいました。
で、蒸留所内に車を入れスペアタイヤと交換したのですが、雨脚も強くて、よけい悲しくなってしまいました。
と言っても同行者もいるので気丈に振る舞ったつもりではいるのですが、まぁバレバレでしたね。
で、そうこうしている内に時間は午後3時を過ぎてしまい、当初の予定より大幅に遅れて蒸留所を見学をさせてもらったのです。とりあえず見学出来て良かったって感じですかね。

で「オーヘン」なんですが、ここはすごい綺麗でかなり新しい蒸留所だな、という印象を受けました。まぁチョット風情が無く、蒸留所というより工場という感じですかね。
それで4日目はあと少しではあるのですが、やっぱりここまでだいぶ長くなってしまったので、今日はここまでとさせていただきます。では、