「ポートエレン」
ご存知の方も多いと思いますが、一応簡単に説明を。
この「ポートエレン」というのはスコットランドのアイラ島という島で造られていたシングルモルトウイスキーです。
造られていたと書いたのは、1983年の5月を最後に閉鎖されてしまったからです。
閉鎖と書くと、またいつか再操業するのでは、と思われたりする方もいるかもしれませんが、「ポートエレン蒸留所」はポットスティル(蒸留釜)も撤去されていて、現在はモルティング工場*1として操業しているので、ウイスキー造りを再開することは出来ないのです。
なので現在この「ポートエレン」は市場に出回る事もだんだんと少なくなってきており、しかも1983年より以前に蒸留されたものしかないので、希少価値も高くなってきているようです。
ですからスコッチ好きの皆さん、このお酒を見つけたら是非1度お飲みになられる事をお勧めします。
で、もしボトルで見つけられた場合も仕舞い込んだりせず、友人・知人と飲んで下さい。
そしてバーテンダーの皆さんもバックバーに飾るのではなく、お客様に飲んでもらうようにしましょう。