あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  「アイラリベンジ」 〜再びのアイラ〜

barvirgo2008-01-03

―4日目―(3)
「ラガヴリン蒸留所」
思いの他時間を費やしてしまった「ラフロイグ蒸留所」を後にし、自分達は約束の時間に 30分ほど遅れて「ラガヴリン蒸留所」に到着しました。
行かれた事のある方は分かると思いますが、「ラガヴリン蒸留所」と「ラフロイグ蒸留所」はとても近く、車なら5分とかからない距離にあるのでこの時はちょっと助かりました。
それで少し話は変わりますが、「ラガヴリン蒸留所」を見学するにはアポイントが必要です。これからアイラに行って「ラガヴリン蒸留所」を見学しようと計画されていらっしゃる方は、必ず前もって予約する事をお勧めします。って言うか、絶対に予約をして下さい。
で、上記の通り予約だけの蒸留所なので、当然と言えば当然なんでしょうが、 事務所のドアには鍵が掛かっていたのです。
そこで感じたのが、インバレリーのホテルの時もそうでしたが、電話越しとかインターフォン越しというのは、英語が喋れない人間には辛いですね。
まだ、直接会って話をするのであれば、身振り手振りでこちらの意思を伝える事も出来ますが、インターフォン越しだと言葉だけのやり取りで用件を伝えなきゃいけませんからね。
まぁここではヨメが頑張ってくれて、インターフォン越しに用件を伝え、中に入れて頂く事が出来たのです。
そして、ここでも嬉しい事に蒸留所所長のグラハム・ロジー氏が蒸留所内を案内してくれたのです。


左写真が初留釜で、右写真が再留釜です。

  「ラガヴリン蒸留所」の沖合いに在る「ダン・イヴェック」(ロード・オブ・ジ・アイルズの城塞)



左写真はチャリティーでアイラとジュラの7蒸留所原酒をバッティングしてある樽、右写真は「ラガヴリン」の原酒をバリンチを使い、自分で注がせて貰ったところ。
自分で樽から注いで、飲ませてもらった「ラガヴリン」は格別でした。

  「ラガヴリン蒸留所」の前を流れる小川、この水が「ラガヴリン」のマザーウォーターだという事で、   汲みました。
こうして「ラガヴリン蒸留所」も、楽しく見学させて貰う事が出来たのです。
また、所長のグラハム・ロジー氏が「ラガヴリン蒸留所」では無いのですが、「タリスカー蒸留所」のセミナーを行なう為、今年の「ウイスキーマガジンライブ2008」にお見えになるそうなので、そこで再会出来るのが楽しみなんですよね。