あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「アン アード ビーグ」

barvirgo2009-12-22

先々週に仕入れていながら、紹介するのを忘れていた シングルモルトスコッチウイスキーがあったので、簡単に紹介させていただきます。
それがタイトルの「アン アード ビーグ(An Aird Bheag)」、アイラのシングルモルトです。
で、アン アード ビーグはゲール語で、 Airdは小さい、 Bheagは岬を表すそうです。
蒸留所はもちろんアードベッグ蒸留所ですが、アードベッグ蒸留所では最近ボトラーズに原酒を販売する際、蒸留所名を名乗らせないようにしている為、このネーミングでのリリースになっているようです。
またラベルに「One Peat」と大きく表記されていますが、これは販売元のウイスク・イーがリリースする新しいシリーズのタイトルで、 この「アン アード ビーグ」以外にも「ラフロイグ1999」がリリースされています。(「あるじの店」では「ラフロイグ1999」は仕入れていませんがね)
で、この「アン アード ビーグ」、蒸留は2000年で今年ボトリングされた9年物、 熟成はアードベッグにしては珍しいリフィールバットでアルコール度数は62%です。
味わいは、口開けの時はさほど感じなかったのですが、しっかりピーティー、そしてクリーミーな甘さとスパイシーさが良いバランスで口の中に広がります。
アルコール度数が62%あるとは感じられない飲みやすさもあり、価格も手頃で お勧め出来るアイラモルトです。
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