あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 久々のビール造り

先週の日曜日は、「あるじの店」のお客様や友人とビールを造りに茨城県木内酒造に行って来ました。
木内酒造さんは茨城県常陸鴻巣に在る造り酒屋さんですが、常陸野ネストビールという地ビールを造っている会社でもあり、一般の方にオリジナルビールを造らせてくれる所でもあります。
また震災の被害もあったようですが、頑張って生産もし、一般の方のビール造りにもしっかり対応してくれていました。
で、例年であれば、「あるじの店」のアニバーサリービールを造らせてもらっているのですが、今年は何時もお伺いする3月に震災があった為、時期を改めるとともに、ほんの少しですが売り上げに貢献するべく9人で行き、何時もより多くビールを造って来ました。
そしてビール造りですが、皆さんにもお勧めしますが、とても楽しいです。
というのも、出来上がってみないと味は流石に分かりませんが、どんなビールを造りたいか打ち合わせをし、軽いタイプ、重いタイプ、苦味や香り等々こんなビールを造ってみたいというのを造る事が出来るのです。
因みに今回自分達が造ったビールのうち1つのタイプは、モルトを6種類(ペール9,000g、ミューニック4,150g、ロースト200g、クリスタル1,000g、ブラック100g、チョコ600g)使った色の濃いエールタイプにし、しかも木内さんに過去ビールを造りに来た方たちの中でもっとも苦かったというビールより苦くなるようにホップ(チヌーク100g)も大量に加える事にしました。
また香り付けとしてのホップ、テトナングというのも30g+60g加えました。
このホップ、香りを嗅がせてもらい選んだのですが、とてもフローラルで良い香りだったんですよね〜・・・
しかし!上記の材料で造ったビールはどんな味に仕上がるんでしょう?出来上がってくるのがあるじもとても楽しみです。
但し、醗酵には時間が必要なので、自分達が行う作業としてはモルトの計量からホップを入れるまでで、後は完成すると送ってくれるので、それを待つばかりとなります。
また造るビールのアルコール度数によって、当然醗酵時間が変わってくるので、アルコール度数が高いビールを造ると、届くまでに若干の時間を要します。
で、あるじ達が造ったビールは、アルコール度数を8%まで上げてもらう事にしたので、出来上がるまでに約6週間ぐらい掛かるとの事でした。
まっ!待つ間も、どんなビールが出来るか考えると楽しいんですけどね!
それとラベルも自分達でデザインする事が出来ますが、貼って届けられる訳ではなく、届けられたビールに自分達で貼ります。
まっ、このラベルを貼る作業も楽しみの1つといえば1つですけどね!
てな訳でどうです、皆さんも自分だけのビールを造りに行ってみては?
ビール造りの詳しい内容や金額については木内酒造さんのHPに掲載されているのでご覧頂き、宜しければ造ってみてください。

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