あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 バッファロートレース蒸留所が

また面白いバーボンウイスキーをリリースするそうです。
これは、Experimental Collectionといってバッファロートレース蒸留所が1987年から実験的に色んなタイプのバーボン造りを始めた事に端を発し、バーボンの原料の組み合わせを工夫したり、熟成用の樽を色々変えたりと、色んなユニークな原酒を造り、その中から定期的に幾つかボトリングしてリリースする物です。
因みに昨年はお米(RICE)を使ったバーボンをリリースしてました。
そして今年は、なんとフレンチオークの大樽、135ガロンといいますから凡そ500リットル、シェリー樽並みの大きさで熟成させた物を2種類リリースするのだそうです。
バーボンの樽というとアメリカンホワイトオークで約200リットルというのが一般的で、且つ新樽ではないとバーボンの熟成様としては認められないので、今まではフィニッシュにシェリー樽を使ったバーボンなんかは目にしましたが、最初からフレンチオークで且つ500リットルの樽と聞くと、えっ!それでバーボンなのと、ちょっとビックリしちゃいますね。
それでリリースするのは19年物と23年物で、共にアルコール度数は45%、ボトルはアメリカで一般的な750clではなく、その半分の375clだそうです。
また価格はそれぞれ46.35ドルで、9月に発売だそうです。
まっ!限定品で日本での販売は無いのですが、フレンチオークの大樽で熟成させたバーボンがどんな味わいになるのか?凄く気になるし、凄く飲んでみたいと思うあるじでした。
そうそう、それにこのフレンチオークの大樽で熟成させた原酒は、通常使われる アメリカンホワイトオークの200リットルの樽よりエンジェルズシェアが少ないそうです。
そのへんも不思議で、また飲んでみたくなる要因なんですよね〜・・・
皆さんもそう思いません?
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