Great Northern Distillery(グレートノーザンディスティラリー)

という蒸溜所がアイルランドに誕生するようです。
これは、クーリー蒸溜所を創業し、現在Teeling Whiskey Company(ティーリング・ウイスキーカンパニー)を運営するティーリング家が、ディアジオがアイルランドのダンダークに所有していたGreat Northern Breweryを買い取り、醸造所から蒸溜所に改築して操業する事に決まったからです。
因みに現在の予定では2014年の第３四半期には操業を開始するそうです。(１年後ぐらいですかね？)
なので早ければ2017年にはグレートノーザンディスティラリーで造られたウイスキーが市場に出てくる事になるようです。
そしてこの蒸溜所で造られるウイスキーは、ティーリングウイスキーとしてリリースされる物もあるようですが、ティーリング家がクーリー時代に行なっていた、アイルランドのインデペンデントボトラー(独立瓶詰業者)に対するバルク売り(原酒提供)を中心にするそうです。
これは現在のクーリー蒸溜所が自社製品を優先する為、今まで販売していたインデペンデントボトラーに対する販売を殆ど止めてしまったからだそうです。
ティーリング家の人達って偉いな・・・
こうした事でアイリッシュウイスキー業界全体を盛り上げたいみたいですね。
凄い事だと思います。
またティーリング・ウイスキーカンパニーとしては、今回色々とタイミングが合って新たな蒸溜所を造れる事になったけれど、現在の会社を立ち上げる時に言っていた、ダブリンに蒸溜所を造る事も諦めてはいないそうです。
これも是非頑張って立ち上げて欲しいところですね。
そして、日本ではアイリッシュウイスキーの人気はなかなか高まらないのですが、着実にアイルランド内では盛り上がりを見せているので、是非ティーリングウイスキーはじめ色んなアイリッシュウイスキーが日本でも飲めるようになって欲しいと思いました。

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