Distilled Spirits Council of the US (Discus)、ディスかストでもいうのでしょうか、そこが昨年のアメリカ国内での酒類売上に関する情報などを発表しました。
なんといってもアメリカは、酒類マーケットとしては世界一のマーケットなので、どんなカテゴリーのアルコールが人気になっているのか、売り上げというよりはその成長率に注目して、昨年の金額ではなく数量の伸び率ベスト10をここでも紹介します。
- 第10位:ウオツカ・・・1.1%
- 第9位:ブランデー&コニャック・・・1.2%
- 第8位:プレミックスカクテル・・・1.3%
- 第7位:ブレンデッドスコッチ・・・2%
- 第6位:カナディアンウイスキー・・・2.9%
- 第5位:テキーラ・・・6.6%
- 第4位:バーボン&テネシーウイスキー・・・6.8%
- 第3位:シングルモルトスコッチ・・・11.6%
- 第2位:(アメリカン)ブレンデッドウイスキー・・・14.3%
- 第1位:アイリッシュウイスキー・・・17.5%
といった結果で、アメリカではアイリッシュウイスキーの人気が急速に高まっているそうです。
まだアメリカで販売されているアイリッシュウイスキーのブランドは種類が決して多くない中での伸びなので、アイリッシュウイスキーの各メーカーは今後アメリカで販売するブランドを増やすと予想もされていました。
昨年のニュースを見ていても感じましたが、アイリッシュウイスキーが元気な訳ですよね。
あるじ的にはアメリカだけではなく日本でももっとアイリッシュウイスキーの種類が増えてくれると嬉しいんですけどね。
そしてこのベスト10に入っていないのがジンとラム、リキュールなのですが、その中でもヨーロッパでは回復傾向にあるジンが、アメリカでは3.8%マイナスというのがちょっと気になりました。やはりアメリカとヨーロッパでは嗜好が違うんですね。
この点についてはあるじ的にはジンも好きなので、アメリカの皆さんジンも飲んでください!って感じです。
そして後はまだアメリカ市場で影のうすい日本のウイスキーがもっと売上を伸ばし、アメリカ中で日本のウイスキーが飲まれるようになると良いなと思いました。
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