あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Virgoって

barvirgo2014-10-07

どんなお店なんですか?と先日初めてお見えになられたお客様に聞かれました。
そのお客様は仕事関係の友人に連れられて当店にお見えになられたのですが、バーに興味があるのかはたまたうちの店に興味を持たれたのか色々尋ねてこられました。
まっそんな事もあり、この「小言」を読んで下さる皆様の中にもBAR Virgoってどんなバーなんだろうと思っていらっしゃる方が居るかもしれないと思い、ここで簡単にVirgoのコンセプトを紹介します。
基本のコンセプトはあるじ自身が通いたいバーです。
あるじが自分がお客だったらこんなバーで飲みたいというものを形にしました。
ただお酒が飲めれば良いというのではなく、ゆっくり寛いで楽しく飲める店、なのであまり混んで欲しくないという事もあり通りからではあまり目立たない場所を先ず選びました。
そしてバーはちょっと贅沢な空間でなくてはいけないと思っているので、店舗面積の割りには少ない席数、バカラやサンルイなどグラスも幾つか良い物を揃え、そして特に化粧室でも寛げるというような店造りをしました。
それでこうしたコンセプトは開店当時から変わらないのですが、変わった点も幾つかあり、開店当時は広くある程度のお酒は全てカバーするようにしていてワインを置いていた時期などもあったのですが、最近ではあるじが最も好きなウイスキーを中心に据え、品揃えは決して多くはないのですが、それぞれのウイスキーについてしっかり語れて、飲んでいるお客様に楽しんで貰えるように務めています。
もちろんウイスキー以外のお酒も提供していますし、提供するからには出来る限り現状で最高の物を提供出来るようにしています。
てな感じなのですが、だからといって畏まってお酒を飲んでほしいのではありません。
本当に寛いで楽しんで飲んでもらいたいのですが、何故か敷居が高いと思われているところもあるようで、それがちょっと残念だと感じています。
しかし皆さん、バーはちょっと高いかもしれませんがお酒を楽しむのには素敵な空間です。
うちは現在ウイスキーがメインのバーですが、近所にはカクテルがメインのバーやワインがメインのバー、またそれ以外にもラムやテキーラ等々、売りも違う素敵なバーが日本全国至る所にあるので、時にはバーでお酒を楽しんでみて下さい。

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