Glenmorangie Tùsail

グレンモーレンジィ好きの皆さん、こんにちは！
今年のグレンモーレンジィ・プライベートエディションが英国で発売になりました。
グレンモーレンジィのプライベートエディションも今回で第６弾だそうです。
名前はTùsail、トゥーセイルとでも発音するのでしょうか？もちろんゲール語で英語だとoriginary(オリジナルな)という意味だそうです。
そして今回はどんなグレンモーレンジィなのかというと、ウイスキーの原料となる大麦に拘ったそうです。
使用された大麦はMaris Otter barley(マリスオッター)といって50年近く前にイングランドのブルワーがビール造りに使っていた品種だそうです。
しかしマリスオッターはその独特の個性やアルコール収量等の問題もあり使われなくなり、1980年代には絶滅危惧品種になっていたそうです。
ところがこのマリスオッターを残していたところがあり、そこにグレンモーレンジィはオーダーを出し、仕入れて仕込んだウイスキーがこのTùsailだそうです。
しかも珍しい大麦を使ったというだけでなく、冬撒きの大麦でしかもモルト(麦芽)にする際には手間の掛かるフロアモルティングをして使用したそうです。
まあそんな昔の大麦品種を使って且つ昔ながらのフロアモルティング、そんなところからTùsailというネーミングにもなったのでしょう、今までのプライベートエディションがどちらかというと樽に拘ったウイスキーが多かっただけに、凄く気になりますし日本での販売が待ち遠しいなと思います。

にほんブログ村