あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  Highland Park Fire Edition (ハイランドパーク ファイヤーエディション)

barvirgo2016-11-05

がもうすぐリリースされます。
ヴァルハラコレクションに次ぐ北欧神話に焦点を当てたシリーズで、今年の上半期にリリースされた「アイスエディション」と対を成すのが今回リリースされる「ファイヤーエディション」なのです。
「アイスエディション」がハイランドパークでは限定物でしかボトリングされないバーボン樽の、しかもファーストフィル100%17年物で、まあ「アイスエディション」リリース前から「ファイヤーエディション」が出るのは発表されていたので「アイス」がバーボン樽なら「ファイヤー」はハイランドパークらしい濃厚シェリー樽で来るのだろうと思っていたんですが・・・
なんと驚きのリフィルのポートワイン樽100%なのだそうです。
しかもシーズンドという説明があるので、ポートワインを熟成させた樽というより、あえてウイスキーの為にポートワインを詰めてもらっていた樽を使用しているのです。
その上なお且つリフィルの樽*1なのです。
ファーストフィルのポートワイン樽で熟成されたウイスキー原酒は如何してしまったんでしょう?
なんて今回の「ファイヤーエディション」とは関係ない事まで気になってしまいます。
そんな「ハイランドパーク ファイヤーエディション」、先にも書いたとおり100%リフィルのポートワイン樽で15年熟成、アルコール度数は45.2%、ノーカラーリングでほんのり赤みを帯びているそうです。
そしてリリースされる本数は28,000本、「アイスエディション」が30,000本だったので、少し少ないですが今月末から発売が始まり英国外では12月以降2017年中に世界15ヶ国以上で発売されるそうです。
それと現地価格が今回は190ポンドなので、現在の為替レートから考えても日本での発売価格は「アイスエディション」よりお買い求め安い価格になる筈です。
かなりあるじ的にも気になる「ハイランドパーク」なので、Virgoでも仕入れようと思っていますので、入会した際には皆さん宜しければ飲みに来て下さい。
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*1:ウイスキーの原酒を入れてから2回目以降の樽、今回の場合だとポートワインでシーズニングしてもらった樽にウイスキー原酒を入れて熟成させ、1度払い出しした後にまたウイスキーの原酒を入れた樽