あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅最終日

barvirgo2005-11-21

行っていたのは短かったのに、長くなってしまった旅の話も今日で最後です。
ついにスコットランドの旅も最終日を迎えました。
前日にパンクをさせているのでレンタカーを返すのに時間が掛かるのではと心配をし、朝食を摂っていては遅くなりかねないので、朝食は摂らずにホテルを出ました。
結果、朝食を摂らなかったのは正解で、平日の朝出勤時にあたるのか道路は混んでいるし、空港の駐車場に着いたは良いが、どこから駐車場内に入っていいのか分からず、駐車場の周りをグルグルと借りた時と同じ様に迷ってしまいました。
そして何とかレンタカー屋のスタッフを見つけ、やっとの思いで車を返すことが出来たのです。
そして次にレンタカー屋のカウンターに行って手続きをしたのですが、借りる時にオプション契約をしていなかったので、当然パンクさせたタイヤの費用を請求されたのですが、スペアタイヤを使ったという事(らしい?)で、タイヤ2本分約150ポンド取られてしまいました。
で、この時にタイヤをパンクさせて余計なお金を使ってしまった事で落ち込んでいたあるじは、150ポンドが日本円でだいたい幾らになるのかすぐに計算できる状態ではなかったので、S君に「1ポンド200円で幾らになるか計算してみて。」と頼み、「30万円!」と言われ、この時点ではそれが間違っている事には気づかずに、とんでもない事になったとまたまた落ち込んでしまいました。
何しろこの時点で4人いるのに誰一人間違っている事に気づきもしないんですから、思い出すと笑っちゃいますよね。
そして嫁に海外旅行保険に入っているから大丈夫と慰められ、それでもこの時点ではまだ30万と思っているので、そんなにはカバーされていないだろうと落ちこんでもいました。
後日談ですが、海外旅行保険(A○○)では、レンタカーをパンクさせたり傷つけたりした場合、保険金が出ないそうです。これから海外旅行に行って、レンタカーを借りようと思っている方は要注意!です。
そんな事で落ちこんでいたあるじですが、今度は手荷物検査にも引っかかってしまいました。折角考えて詰めていたバックなのに係官の人に全部出され、何が検査に引っかかったのかと思ったら、なんと「ラフロイグ蒸留所」で頂いた「ピート」が不審物と思われたようでした。
まぁこれは係官も取り出して見たら「OH!!」と言って、通してくれたのですが、バックの中はぐちゃぐちゃになっていましたね。
こうして後は飛行機に乗って帰るだけという頃になって、S君がレンタカー屋でのタイヤ代について計算をしなおしてみたらしく、30万円ではなく3万円の間違いだった事に気づいてくれて、あるじ他全員ちょっぴり「ホッ!」としました。
これでスコットランドとは暫しのお別れ、また絶対に来ることを心に決めて飛行機に乗り、帰国しました。
本当に短い旅ではあったのですが、先月から今日ここまで書いてみて、色んなことが思い出す事が出来、ブログって良いなぁと思いました。
そして思い出せば出すほど、またスコットランドに行きたくなって来ますね。
で、次は冬のエジンバラに行こうと日々小銭を貯金箱に入れる今日この頃です。
なんせあるじ、貧乏人なもんでね!