あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 アイラ島は

barvirgo2007-03-13

大忙し・・・。
今日はあるじが旅行に行った時の話ではありません。
次回行く予定の、アイラ島の最近の話です。
現在、アイラ島では2つあるフェリー乗り場のうちの1つ、ポートアスケイグが使用出来ず、フェリーは全てポートエレンの発着となっているのに、ポートエレンは風雨に弱く、フェリーが出航中止になったり、ケナクレイグを出てもポートエレンに接岸出来ずに引き返す事もあるそうです。
その上、当然の事ながらフェリー乗り場が1つしか使えない為、フェリーの本数も少なかったり、とても混んでいるので、アイラ島にフェリーで行こうと思っている方は、上記の事をふまえせめて1ヶ月前からフェリーを予約した方が良いようです。
但し、フェリーの運行会社(カレドニアン・マクブレイン)は、ポートアスケイグの港が夏シーズンを前に早く使えるよう工事業者に依頼しているらしく、工事業者は24時間操業で臨むらしいです。
(あるじが行く時には港が完成していて、ポートエレンとポートアスケイグ両方使えるようになっているのかしらん・・・)
そして、ポートアスケイグの港は上記の工事の為、ジュラ島に行きのフェリーの運行に影響を与えているらしいので、ジュラ島に渡ってジュラ蒸留所を見学しようと思っている方は、ジュラ行きのフェリーを運行会社に問い合わせした方が良いようです。

そして、あるじが今回最大のニュースと思うのは、「ポートシャーロット蒸留所」の再建が決まった事です。
1929年に閉鎖されてしまった蒸留所を、「ブルイックラディ蒸留所」が再建すると発表したのです。
              [1900年当時のポートシャーロット蒸留所]
1829年から1929年まで操業していたという「ポートシャーロット蒸留所」、先日「ブルイックラディ蒸留所」で再現して造られた「PC5」を飲んで、5年ものにも拘らずかなり良くできているけれど、「ブルイックラディ蒸留所」で造られる量ではなかなか皆さんのところまで行き渡らないと思っていたので、蒸留所が再建されるのはとても良い事だし、楽しみだと感じました。