あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「アイラリベンジ」 〜再びのアイラ〜

―4日目―(1)
「キルダルトンチャーチ」
旅も4日目、アイラ島に来てからは3日目です。
この日は遺跡1ヶ所と4つの蒸留所を回る予定にしていました。
って言うか、各蒸留所の見学をお願いして予定を組むと、そうせざるをえなかったからなんですけどね。
まっ!それはさておき、この日も前日と同じでご飯を炊き、お味噌汁とベーコンエッグなどを作り、コテージで朝食をとりました。
(写真は朝食を準備しているところ、             お客様の写真から)


そして、出発!!
先ずは「キルダルトンチャーチ」を目指し島を南下します。
ボウモア・ポートエレン間の10マイルロードを走っていくのですが、この時危うく対向車とぶつかりそうになりました。


往復2車線の直線道路とはいえ、道が広いとは決して言えず、道も波うっているので、結構多くの車が道の真ん中を走っているんですよね。
で、前から来る対向車(トラック)、道の真ん中を走っているのに居眠り運転じゃないかと思うぐらいちっとも避けてくれず、ホントぎりぎりの所ですれ違ったのです。ある意味この旅最大のピンチ!ってな感じでしたね。
しかし、それでも何とか事故を起こすことは無く、無事「キルダルトンチャーチ」に 着きました。





この「キルダルトンチャーチ」は9世紀頃の教会の遺跡で、ここに在るケルト様式の十字架(キルダルトンクロス)は 保存状態もよく、スコットランド随一と 言われているそうです。         で、この場所は景色も良く、十字架だけでなく教会そのものも歴史を感じさせてくれて素晴らしいのですが、いかんせんこの周り放牧地なのです。       

教会の鉄柵には「開けっ放しにしないで」と書いてあるのですが、閉めずに帰られる人がいるんでしょうね。遺跡の周りと言わず教会の中まで牛の糞だらけなのです。
これにはビックリしました。歩くのも大変って感じでしたね。
なので、これからもし行くことがあるならば、是非皆さんは教会の入り口の鉄柵は閉めてやって下さいね。
という訳で、ここ「キルダルトンチャーチ」では写真だけ撮り、次の予定もあったので早々にその場を後にしました。