あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「白州」

barvirgo2008-01-30

セミナーに行ってきました。
何だか久しぶりのセミナーで楽しかったのですが、寝坊してしまい、セミナー会場に入ったのが遅くなり、席が後ろの方になってしまったので、ちょっとそれは残念でした。
とは言え、少なからずこういったセミナーは学ぶ事があるので、あるじはとっても大好きです。
で今日は、サントリーシングルモルトウイスキー「白州25年」が、来月5日(火)に新発売されるに当たって、「白州」蒸留所の説明や「白州」の商品コンセプト及びテイスティング等が行われました。
それで、その内容を簡単に紹介すると、「白州」の特徴は、1973年から稼動しているそうなのですが、1981年に改修し、醗酵槽を木桶(オレゴンパイン)にし、 蒸留は直火蒸留にしたり、酵母はエール酵母を使うようにして得られる熟成感やスモーキーさ、フルーティーさなどだそうです。
そして「白州」の4つのポイントとして、水・発酵・蒸留・貯蔵について説明を受け、その後10年・12年・18年・25年、それとこれから限定で発売されるシングルカスク「THE CASK of HAKUSHU」のスパニッシュオーク1993とヘビリーピーテッド1993の2種類をテイスティングさせてもらいました。
自分としては久しぶりに「白州」を飲んだのですが、なるほど確かにフルーティーだなぁと思いました。
ただスモーキーさは、普段アイラモルトをよく飲んでいるせいかさほど感じず、 若干スモーキーかなぁと感じる程度だったので、アイラのようなピーティーモルトが嫌いな方でも飲みやすいのではないかと思いました。
それとのセミナーに呼んで頂いてなんなんですが、10年・12年はコストパフォーマンスが良いと思えるのですが、18年・25年は確かにバランスよく良いウイスキーだとは思うけれど、値段を考えるとコストパフォーマンス的にちょっと如何かな?と感じてしまいました。
まっ、こんな感じでセミナーを受けてきたのですが、サントリーの「白州」手に入れやすい価格帯の物は悪くないと思うので、皆さんも試しに飲んでみては如何?