あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 あるじの「ゆく年くる年 in スコットランド」(2)

barvirgo2009-01-07

旅の2日目(29日)まずは朝食、これまた約1年ぶりのスコティッシュブレックファーストで一段とスコットランドに来た感を得、その後4回目のスコットランドにて初めて電車に乗りエジンバラからグラスゴーへと移動しました。


左上:朝食  中上:ウェイバリー駅  右上:時刻表
左下:乗った電車  中下:車内  右下:キップ

今回電車に乗るために当然キップを買ったのですが、自販機もありましたが窓口で買った方が安いようです。
え〜っと、これは自販機のボタンをあれやこれや押してみてよく分からなかったので窓口で買ったという事もあるのですが、自販機の画面に表示された金額と実際に買ったキップの金額を比べるとどう見ても窓口で買ったほうが安い金額になってたんですよね。
なので、これからスコットランドに行って電車に乗られる方は、窓口でキップを買うことをお勧めします。
因みに、電車は音から判断してディーゼル車だと思うのですが、日本のディーゼル車よりとても速いです。

左:車内から見た景色   中央:車内から見えた元セントマグダーレン蒸留所 右:グラスゴー・クイーンストリート駅


グラスゴーに到着、実はあるじグラスゴー空港は利用したし高速道路で通過したことはあったのですが、街自体は初めてだったので、来れた事だけでちょっと感動しちゃいました。
しかし、グラスゴーに来た事を喜んでいる場合ではなく、この日の目的である  グレンゴイン蒸留所に行く為にブキャナンバスステーションへ向かったのですが、坂です。坂道しかも上り坂、荷物が無ければいいのですが、この日はグラスゴーに泊まるため重い荷物を持っての坂はきつかったです。
こういう情報ってガイド本や地図見ても分からないので結構ショック&大事だと 思いません?
そんなこんなでブキャナンバスステーション、だだっ広いです。
蒸留所への行き方は日本を出る前に聞いてはいましたが、案内所で確認してくれとも言われていたので、案内所へ行き聞くと、バスのキップはバスの運転手から直接買うようです。
またこれからずっとそうなのかは分かりませんが、グレンゴイン蒸留所へ行くには10番のバスに34番乗り場から乗り、グレンゴイン蒸留所に行きたいと言えば、 それこそ蒸留所の目の前にバスを止めてくれます。

 左&中央:バスからの景色  右:バスの車内
因みにこのバス、グラスゴーから各街に向かう長距離の路線バスらしいのですが、市内出るまでは感じませんでしたが、市内を出たらやたら速いです。
狭いくねくねした道を、日本の高速バスより速いスピードで走るのです。
これには結構驚きました、ちょっとしたアトラクションで、このバスに乗る楽しみもあるのでグレンゴイン蒸留所へは是非皆さんにも行ってほしいですね。
そして到着、今回唯一見学した蒸留所です。
ローランドとハイランドのちょうど境界(というか跨いでいるそうです)にあるそうで、ウイスキー造り為の水をハイランド側の水源から引いているのでシングルハイランドモルトスコッチウイスキーに区分された蒸留所です。
とにかくロケーションも最高でしたが、蒸留所の皆さんも優しくいい人ばかりで、 蒸留所を案内してくれたビルさんは、自分達が英語が得意ではないと分かると ゆっくり分かりやすい単語を使って丁寧に説明をしてくれたのです。
それと、最初に簡単な蒸留所の解説ビデオを見せてくれるのですが、幾つかの 言語を選択出来るようになっていて、そのうちの1つが日本語なので、ちょっと 英語が苦手という方にも優しい蒸留所だと感じました。

但し、外観は写真を撮ってもいいそうですが、中は駄目っていうのはちょっと残念でした。

それで、まだまだ2日目(蒸留所を含め)の話が続くのですが、長くなるので今日のところはここまでとさせて頂きます。って言うかもう既に充分長いんですけどね。
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