あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 あるじの「ゆく年くる年 in スコットランド」(9)

barvirgo2009-02-01

2008年の大晦日は長いです。
エジンバラに着いてロイヤルマイルで買い物もして、日本が既に新年を迎えた頃にホテルに戻り改めてチェックインをし、休憩した後は外に食べに行くのも何処に行っていいか分からないからホテルで夕食を取り、ホグマニーが始まるまでまだまだ時間も  あるので今度はロイヤルマイルまで飲みに出かけました。
一応日本を出る前に「Edinburgh Pub Guide」(エジンバラ版レストランガイドや食べログのような物)を見て、エジンバラで評判の良いPUBはチェックしておいたのですが、結局何の事はないですね、何処も彼処も混んでいるので看板とか 店内を覘いて良さげなPUBに入る事にしました。
でも不思議なもので、そのPUBは、「Edinburgh Pub Guide」でベスト20に 入っているPUBだったんですよね。

 左:店の外観 「ALBANACH BAR」(店名) 右:店内/とても混んでいました
ホグマニー当日だったから混んでいたのか?いつも混んでいるのか分かりませんが、エジンバラに行く機会があればまた行きたいPUB(バー)です。
ロイヤルマイルのハイストリートをエジンバラ城に向かって少し上ったところにあるので、これからエジンバラへ行かれる方にもお勧めです。
で、あるじはここで3杯ほど飲みましたが、カウントダウンまではまだまだ時間も あるので再びホテルに戻り、外も寒いのでギリギリに出ようと部屋で仮眠を取りました。
しかし、ギリギリまで寝ている訳にはいかなかったんですよね。
あるじは全く気がついていなかったのですが、午後11時までにホグマニーの会場に入らないと入れなくなってしまうようになっていたのです。
そんな事とは露知らずグッスリとあるじが寝ていたら、その事にヨメが気がついて起こしてくれたのです。
元々今回のスコットランド行きは、エジンバラホグマニーという年越しのお祭りがあるから行こうと決めて来ていたのに、その肝心のホグマニーの会場に入れなかったら馬鹿みたいと急いで準備し、会場になっているニュータウンのプリンスズ ストリートに行きました。
いや〜、しかし凄い人の数でした。
結構寒いのにみんな元気元気、移動式の遊園地で遊んでいる人も居れば既に 相当酔っ払っている人も居るし、何処で怪我したのか血を出している人も居て、 なんか寒いけどここで新年を迎えられる事にワクワクしてしまいましたね。
  




そして2009年を迎えるカウントダウンの声が、テン・ナイン・エイト・セブン・シックス・ファイブ・フォー・スリー・ツー・ワン・ゼロ!!となって新年を迎えると同時に エジンバラ城とカールトン・ヒルの上空に花火が舞い上がったのです。
日本で観る花火も良いですが、エジンバラで観る花火も素晴らしかったです。
  
それと、花火の後に「蛍の光(Auld Lang Syne)」を歌うのかと思っていたのですが、歌っている人は少なかったですね。
で、もう少し元気があれば、其処彼処の会場でやっているコンサートをもう少し 聞いたりしたいという思いもあったのですが、最初に書いた通りこの大晦日は長くグラスゴーの観光からエジンバラでのショッピングに飲み、そして寒い中で迎えたホグマニー、結構楽しかったけれど疲れてしまったので喧騒を後にしてホテルに戻りました。
しかし、また何時か機会を儲けてエジンバラで新年を迎えたいと思います。
そうそう、来年以降エジンバラホグマニーに参加をされようと思う方は、ウイスキー等自分で持って行った方が良いです。
其処彼処に出店のようなものはありますが、何処も混んでいますし、寒いので、 ちょっと強めのお酒があると寒さも凌げますからね。
あるじなんか「あっ!」という間に持って行ったウイスキーが無くなってしまったので、次行く時は多めに持って行こうと思っています。 
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