あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Ultimate Spirits Challenge

今月の1日(月)から3日(水)まで、アメリカのニューヨークで開かれていたお酒のコンペティションです。
スピリッツ系のコンペで、13のカテゴリーに対し、42カ国520種以上のエントリーがあったそうです。
それで、もちろんウイスキーのカテゴリーもあるのですが、スコッチと「アメリカ& カナダ」に「アイルランドウェールズ」という3つだけなのはちょっと寂しい気が しました。
まぁ〜、まだこれからのコンペティションなのかもしれませんね!
また審査は、最近どこでもそのようですが、このコンペもブラインドテイスティングで行なっているようです。
で、結果を全部書くのでは大変なので下に貼りますが、とりあえず各カテゴリーとそのウィナーだけ紹介します。
先ずはウオツカ&アクアビット部門で、ウィナーは「Orzel Vodka」、ポーランドのウオツカです。
次はジン&ジュネバ部門で、「Broker's Gin」、イングランドのジンです。
そしてテキーラ、メスカル&アガベベース部門で、「Tres Agaves Anejo」、 当然メキシコです。
で、ラム、カシャーサ&サトウキビベース部門が、「Mount Gay 1703 Old Cask Selection Rum」、これはバルバドスのラムです。
そしてスコッチウイスキー部門は、「The Macallan Fine Oak 21 yr old  Single Malt Scotch Whisky」です。
この部門は、通常のウイスキーのコンペと違い、シングルモルトもブレンデッドも 一緒に審査されていますね。
これはモルトモルトだと変にモルトに偏らず、美味しいと思えるスコッチを選ぶので、あるじとしては好感が持てます。
で、次がアメリカ&カナダのウイスキーとなっているのですが、このへんが別々でなく一緒に審査っていうのは逆にちょっと残念です。
で、結果は「George Dickel No. 12 10 yr old Tennessee Whiskey」、アメリカのバーボンではなくテネシーウイスキーですね。
それから次がアイルランドウェールズウイスキー部門で、これは「Midleton Very Rare 2008 Irish Whiskey」、アイルランドウイスキーです。
そしてここからフランスのお酒(ブランデー)が3つ続きます。コニャック部門にアルマニャック部門、そしてカルバドス部門ですね。
この3つはまとめて紹介しますが、先ずは「Cognac Frapin Chateau Fontpinot XO Cognac」、次が「Chateau du Busca-Maniban Hors d'Age 15 yr old Armagnac」、で3つ目が「Boulard Grand Solage Pays d’Auge Calvados」です。
で、上記3つのブランデー以外という感じで、ブランデー、グラッパ、オード・ヴィー部門があり、そのウィナーが「Nonino Grappa Il Merlot」というイタリアのグラッパとなっています。
そしてスピリッツといいながらリキュール部門もあり、その部門のウィナーは「St. Germain Elderflower Liqueur」といって、これはフランスのリキュールだそうです。
また、面白い部門としてプレミクスドカクテル部門というのもあり、そのウィナーは「Southern Comfort Ready to Serve Lemonade Cocktail」(アメリカ)だそうです。
で、最後に紹介する部門はなんと焼酎で、この部門のウィナーは「Ty Ku Soju」となっていました。日本の焼酎だそうですが、たぶん日本で売っていない焼酎だと思います。
以上各カテゴリーウィナーを紹介しましたが、こういうお酒のコンペも沢山ありすぎると、何がなんだか分からなくなってきますね。
Ultimate Spirits Challenge全結果
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