アイルランドに
新たなウイスキーの蒸留所が先月(11月)オープンしました。
Dingle Distillery(ディングル蒸留所)といって、スコッチウイスキーの幾つもの蒸留所でマネージャー等を務めたJohn McDougall(ジョン・マクドゥーガル)氏がマスターディスティラーを務めるマイクロディスティラリーだそうです。
Porterhouse Brewing Companyというビールを製造している会社が1996年から構想を練り今回のオープンに到ったそうです。
そして蒸留所の場所はKerry(ケリー)という所で、アイルランドで最も西に位置する街だそうです。
最初の蒸留を開始したのが11月29日だそうなので、ここのウイスキーが世に出るのはまだまだ先だそうで、先ずはジンやウオツカを製造販売するそうです。
因みにこのジンやウオツカも3回蒸留で原料はモルトだそうです。
それとヴィジターセンターもこれからオープンするそうです。
そしてこんなに情報を明かしていいのかというぐらいここのプロダクトについて情報を開示しているので、出来上がってくるウイスキーが自分なんかは凄く楽しみになりました。
因みに開示している情報を下に貼るので、興味のある方はご覧下さい。
Production water deep well, 74m, soft water
Cooling water deep well, 74m
Size of two mash tuns 1 tonne each
Weight of grist 900 kgs.
Mashing time 30 mins.
Washback capacity 5,000 litres collected
Type of yeast dried Yeast
Fermentation period Min. 48 hours
Wash still capacity 5,000 litres to charge level
Heating system stainless steel coils, steam-heated
Low wines average alcohol strength 25% abv
Intermediate still size 1,970 litres to charge level
Heating system stainless steel coils, steam-heated
Average alcohol strength of middle cut 60 % abv
Spirit still capacity 2,700 litres to charge level
Heating system stainless steel coils, steam-heated
Average strength of new make 72% abv
Character of new make sweet, fruity, malty and creamy
Cask filling strength 63.5% abv
Warehouse type currently dunnage
どうです、楽しみになってきません?
来年にはタラモアデューの蒸留所も復活するそうですし、近々ベルファストにもウイスキーの蒸留所がオープンしそうなので、今後ますますアイリッシュウイスキーから目が離せませんね!
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