Virginia Distillery Company

という会社が、アメリカのバージニア州でシングルモルトウイスキーを造ろうと蒸留所を建設中なんですね。
会社自体は2007年に立ち上げたらしく、会社のマークに2007の数字が見られるのですが、やはり蒸留所を立ち上げるのは大変なんでしょうね、今月の21日にやっとポットスティルの設置まで漕ぎ着けたようです。
ポットスティルはスコットランド製で、アメリカ初の本格的なシングルモルトウイスキーを目指すそうです。
なので、銅製のポットスティルで２回蒸溜し、バーボン樽で最低３年は熟成させるそうです。
そう言われれば、確かに今までリリースされたアメリカのシングルモルトウイスキーはバーボンウイスキー同様チャー(樽内部を強く焼いた)したホワイトオークの新樽で熟成させ、早いものでは２年の熟成で市場に出ていましたからね。
そしてこの会社、自社のウイスキーがない現在スコットランドからハイランド、スペイサイド、アイラのモルトを輸入して、各地域毎２つの原酒をブレンドしてワイン樽で後熟させたEADES DOUBLE MALT WHISKYというのを販売しているんですよね。
また蒸留すら始めていないのに、樽の予約も受け付けているようです。
確かにそうしないと、なかなか運転資金もままならないでしょうからね。
それにしてもこの先どうなるのかは分かりませんが、頑張って操業に漕ぎ着け、今までに無いシングルモルトウイスキーを是非造り上げてほしいと思います。
そして何時かは自分も飲んでみたいです。

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