あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  Scottish Field Whisky of the Year 2012

barvirgo2012-11-14

スコットランドの雑誌(ウェブサイト)にScottish Fieldといのがあります。
ウイスキー専門という訳ではありませんが、そこはスコットランドの雑誌、それなりにウイスキーにも力を入れているようで、毎年価格帯毎と全体でどれが一番か数名の審査員がブラインドテイスティングをして決めるScottish Field Whisky Challengeを行なっています。
全体で一番を決めるのももちろん良いですが、価格帯毎に一番を決めるというのは、なかなか全てをテイスティングしてから買えない消費者の側からすると、購入する際の予算に応じた参考になるので、ちょっと良いなと感じました。
そして今年も行なわれ、先日その結果が発表されました。
価格帯毎のノミネートされたウイスキーや最終的な結果等はScottish Field Whisky Challenge電子版でご覧頂くとして、ここでは簡単に価格帯毎の一番と、全体の一番等を紹介します。
先ず価格帯の35ポンド以下では、ABERLOUR a'bunadh(アベラワー・アブーナ)が一番に選ばれていました。
そして35〜80ポンドでは、LAGAVULIN Double Matured 1994(ラガヴーリン・ダブルマチュアード1994)が、そして80ポンド以上及び全体の一番となるScottish Field Whisky of the Yearには、GLENDORONACH 22yo Pedro Ximenez Sherry Puncheon Cask No.2966(グレン ドロナック22年ペドロヒメネスシェリー・パンチョン・カスクNo2966)が選ばれていました。
またそれ以外では、トップブレンドとしてCUTTY SARK 25yo Tam O’Shanter(カティサーク25年タム・オ・シャンター)が、それとトップインデペンデントとしてBIG PEAT Christmas(ビッグピート・クリスマス)が選ばれていました。
で、ここで紹介したウイスキーだとなかなか日本で飲む機会の少ない物が多くなってしまいましたが、電子版を見ていただくと、各価格帯には日本でも手に入る物がノミネートされたウイスキーとして掲載されているので、こちらを参考に買ってみたり飲んでみたりしていただければ良いのかな、と思います。
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