あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 新たに発売されたグレングラッサ

barvirgo2012-11-15

先日ハイランドのモルト蒸留所、グレングラッサから新たなシングルモルトウイスキーが発売されました。
それで、Virgoでも仕入れようと思った事もあり紹介する事にしました。 
それが、写真のGlenglassaugh Evolution Ex-Tennessee Cask Matured 57.2%(グレングラッサ・エヴォリューション・Exテネシーカスクマチュアード57.2%)です。
グレングラッサ蒸留所は1986年に閉鎖し、その後2008年11月に再開、昨年末に再開後初のシングルカスクウイスキーをリリースし、そして今年春には一般向けに再開後初となるシングルモルト「Revival(リヴァイヴァル)」をリリースしました。
そして今回、一般向けの第2弾として6,000本限定で、上記の「エヴォリューション・Exテネシーカスクマチュアード57.2%」をリリースしたそうです。
それで、今回このウイスキーが面白そう、飲んでみたい、なので仕入れようと思った訳は、まっ!幾つかあるのですが、先ずは約22年の長きに渡り休止していた蒸留所が再開し頑張っているのを応援したいのが1点、蒸留所のマネージャー、スチュアート・ニッカーソン氏とほんの少しですがお会いしお話しさせて頂き、そのウイスキーに対する思いが感じられたのが2点目、そしてウイスキーとなる前のニュースピリッツや「リヴァイヴァル」を飲んで、まだ若いけれどよく出来たウイスキーだと感じた事が3点目、後は蒸留所を訪れたお客様の話を伺った事などがあり、そしてなんと言っても今回のウイスキーがExテネシーカスクマチュアードとなっていて、ジョージディッケルのファーストフィル樽を使って熟成させた物だというのに惹かれたからです。
今まではジャックダニエルの樽を使っていてもバーボンバレルという蒸留所が多い中、テネシーカスクという表現をしているのも面白いし、ジョージディッケルの樽というのも使っている蒸留所もあるのでしょうが聞いた事がなく、その樽に拘ったシングルモルトなんてそれこそ飲んだ事がないので、凄く飲んでみたいし、どうせならVirgoにお見え頂いたお客様にも飲んでもらいたいと思うんですよね〜・・・
てな訳で、年内には届くよう仕入れますので、Virgoにお見え下さる皆様、楽しみにお待ち下さい。
また自分で1本欲しいという方はグレングラッサのオンラインショップで購入出来るので是非オーダーして下さい。
それとこのエヴォリューションは、different wood stylesのシリーズ第1弾となっていますから、今後色んな樽種で熟成させたグレングラッサがリリースされそうなので、それもあるじとしては楽しみです!
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