あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 スコットランドでハッピーニューイヤー!(6)

barvirgo2014-01-13

2013年12月30日(月)、スコットランド4日目この日は先ず列車バスを乗り継いでグレンゴイン蒸溜所の見学、そして夜はトーチライトプロセッション(松明以ってパレード)に参加するという予定でした。
一応結果その通りにはなるのですが、当初の予定とは若干違う内容で、結果オーライな1日だったのです。
という訳で先ずグレンゴイン蒸溜所に行くのですが、グレンゴイン蒸溜所に行くにはグラスゴーまで移動しなければなりません。
なのでこの日は朝早く雨が降る中ホテルを出て、まだ暗い中を列車に乗ってグラスゴーまで行きました。
そしてグラスゴーのクイーンストリートステーションに到着してからはバスに乗る為ブキャナンバスステーションに移動し、10番のバスが出るバス停を探します。
グレンゴイン蒸溜所にバスで行く為には、10番のバスに乗らなくてはならないからです。
またブキャナンバスステーションはとても広大なバスステーションでバスの番号とバス停が一致している訳ではないので、予めバスの出るバス停をチェックしておかないと、万が一乗り遅れたら次のバスまで1時間待たなくてはならなくなってしまうからです。
因みに今後もそうかは分かりませんが、現在はグレンゴインに行く為の10番バスは、34番のバス停から出ていました。
そしてバスに乗るのですが、料金はバスに乗る時に払い、目的地(グレンゴイン蒸溜所)を言えば、料金を教えてくれて、且つ蒸溜所の前で止まってくれます。
バスは往復で切符が買え、確か18ポンドでした。
そしてバスに揺られる事約1時間、グレンゴイン蒸溜所前にバスが止まります。
スコットランド交通機関はかなり正確に運行します。
国が観光にも力を入れている為だそうです。
但し、天候に左右されダイヤが乱れる事も時にはあります。
そして予定通り午前10時に蒸溜所に到着したので、受付を済ませます。
あるじとしては事前にアサヒビールを通し予約を入れてはいたのですが、当初予定の5時間コース(The Masterclass)はしんどいかなと思い2時間弱のMaster Blender Sessionに変更をお願いしていたのですが、伝わっていると思いきや・・・しっかり5時間コースのツアーを体験させて頂きました。
まっ、あるじ個人的にはすごく楽しかったのですが、ご一緒頂いたお客様の中にはお客様の奥様であったりお嬢様であったりとウイスキーをどの程度好きなのか?また英語が理解出来るのか?等の心配もあったので2時間弱でブレンド体験とも考えたのですが、ま〜しっかりみっちり5時間、蒸溜所の見学や蒸溜所の歴史、ウイスキー造りに関するまで教わってきました。
ただThe Masterclassでは昼食も出ますし、5種類ぐらいのウイスキーも飲めるので、ウイスキーが好きな方にはやはりこちらのコースがお勧めではあります。

左:通常ツアーでは見学出来ないウェアハウス   中:ブレンド用の原酒   右:特別試飲3種
何しろ自分オリジナルのブレンデッドウイスキーが200ml作れて、それをお土産に持って帰る事も出来ますからね。
またブレンド体験のウイスキーモルトが6種類(グレンゴイン・ハイランド・スペイ・ローランドアイラ・アイランズ)、グレーンが2種類(ノースブリティッシュ・インヴァーゴードン)用意されていたので、参加者がそれこそオリジナリティの高いウイスキーを作れるようになっていました。
という訳でオリジナルのブレンデッドウイスキーを作り、お土産を買って帰る時にはあるじが想定していた時間を3時間以上オーバーしてしまいました。(続く)

午後4時過ぎのグレンゴイン蒸溜所、夕暮れの中の蒸溜所は絵になるね!

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