あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

Glenmorangie Companta(グレンモーレンジィ コンパンタ)

barvirgo2014-01-21

グレンモーレンジィが毎年限定販売でリリースしているプライベートエディションの第5弾が発売されます。
あるじ的には10日ほど前に今年の物がどんな物かは分かっていたのですが、日本での発売も3月と決まったとの事なので、ここでも紹介させて頂きます。
今回リリースされる商品はCompanta(コンパンタ)、これはモーレンジィらしくゲール語をつけていますが、英語のfriendship(友情)を意味するそうです。
それでウイスキーとしては、アメリカンオークの樽で熟成させた原酒をフランス・ブルゴーニュのクロ・ド・タールというグラン・クリュの赤ワイン樽と、コート・デュ・ローヌの甘口酒精強化ワイン樽という2種類の樽で後熟させて、それをまた合わせているそうです。
で、アルコール度数は46%、チルフィルターは使っていないそうです。
ただ実際の熟成年数や後熟の時間、樽の使用割合などは発表されていません。
まっ、さすがに全て公表してもね。
それよりも美味しければ良いわけですし、色んな味わいが感じられた方が楽しいですしね。
なのでそう考えると、後熟に2種類の樽を使っているとの事なので、複雑な味わいになっていそうで楽しみな感じです。
そしてこれは想像なんですが、ネーミングをコンパンタにしたのは、フランスのワイン樽を後熟に使用したという事でスコットランドとフランスの関係性を、そしてワイン樽を2種類使用してそのお互いの良さが引き出されるところを意識したのかな、なんて思いました。
そんなグレンモーレンジィのコンパンタ、3月には入ってくるそうなので、飲める日が待ち遠しいあるじなのでした。

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